メンタル・身体・心理学

ステートマネジメント用途・やり方解説|並木良和さん統合ワークの深化にも

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はぁ、今日は、仕事しんどいな…

帰ったら夕飯の支度、洗濯も大変だし、

子供は勉強してくれない…

はぁ、どうしたらいいのな

蝸牛
蝸牛
それ、
今回のテーマ「ステートマネジメント」で、
ぜんぶ解決できるかもしれません!

 

実際、ステートマネジメント(心と身体の状態を変える)をすると…

脳内ホルモン、血流、体温、免疫機能など生理状態が変わり、感情も変わり…

 

物事の受け止め方も変わります!

 

まずは。あなた自身で「ステートマネジメント」を実践・習得して、

さらに、お子さんにも教えてあげれば、

あなたは仕事や家事を前向きに捉えて、実際に気持ちよくできて

お子さんは勉強に集中できるようになるかもです!

ステートが、仕事も家事も、世界も変える

ステートマネジメントは、心身状態(=ステート)を、理想的な状態に管理(=マネジメント)すること。

心理学では、その手法が体系化されて、たとえば、各国の大統領、プロスポーツ選手、レディ・ガガのようなアーティストなど、世界中で活用されています。

まずは、ステートとは何か?どんな風に大切なのか?を解説しましょう。
以下の2点です。

  • (1)ステート(心身の状態)が全て!
  • (2)ステートは、表情・呼吸・姿勢から構成される

 

(1)ステート(心身の状態)が全て!

僕たちの人生は、ステート(心身の状態)次第で、本当に世界が変わります。

たとえば、

あなたにとって、おっくうな仕事や勉強、家事などがあるとして、

  • 状態1:大好きな人に告白して付き合えることになって、超ハッピーになった翌日と、
  • 状態2:逆に振られてしまって、どん底に落ちた翌日では、

普段の同じ仕事・勉強・作業であっても…

状態1と2では、捉え方が全く変わってくるはずです。

 

付き合えるとなったら、

どんな仕事も、勉強も、作業も、「任せとけ!」となるし、

 

フラれたとしたら、

気持ちが超絶重い、仕事や勉強が手に付かない状態にもなる。

これこそまさに、ステート(心と体の状態)が全く違うから
ステート次第で、本当に世界が変わってくる。

「告白」といった大きなイベントじゃなくても、
たとえば、

寝不足が続いて疲労感がたっぷりな日と、
最近になくよく眠ってスッキリ目覚めて気持ち良い日では、

同じ仕事や家事に向かうにしても、捉え方が変わる。
体調管理も、広い意味でステートマネジメントの一環だ!

(2)ステートは、表情・呼吸・姿勢から構成される

ステート=表情・呼吸・姿勢などから構成され、

それらを変えることで、

「仕事や家事が容易いもの」にも、

「苦しみを生むもの」

にもなってしまう。

 

つまり、「ステート次第で、目の前の世界を変わる」、ということ。

ステート次第で、人まで話すこと、社長と面談すること、告白することは、大きいものにも、小さいものにもなる。

「本当に、そんなことで?」

と思うかもしれないけれど、

ステートが変わると、実際に、

脳内ホルモン、血流、体温、免疫機能など生理状態が変わり、

感情も変わり、

物事の受け止め方も変わる。

そこで心理学では、

ステートを上手に変えて→現象を上手に捉える手法
(=ステートマネジメント)

を用意している。

やり方は色々あって、簡単な手法であれば、わずか数秒で可能。

  • やる気でないなぁと思ったら → ステートを変える!
  • え、どうしよう…と思っても → ステートを変える!
  • こぉのやろぉぉぉぉぉ!と怒りがでてきても → ステートを変える!

変えるかどうかは状況次第なところもあるが。
ステーマネジメントは、お金も、労力もかからないし、副作用もない。

一度習得してしまえば、一生使えるスキルになるので、一度は学んで見てほしいと思います。

ステートがどのようなものかわかったら、次の、ステートマネジメントの用途・やり方・応用ワークへ!

 

 

「並木良和さんの統合ワーク」と「ステートマネジメント」

このブログの読者には、並木良和さんの統合ワークやロバート・シャインフェルドさんの「プロセス」など、「目醒め」に関心のある方も多い。
ステートマネジメントは、並木良和さんらが勧めている「統合ワーク」の深化、目醒めを促すことにも繋がると思っている。
(並木さんは常々「体を実際に動かしてワークをすること」の大切さを語っている。体を動かす=ステートを変える、ということでもある)

ステートマネジメントは、実際、心身が軽くする方向にも使える。
心身が軽くなる=波動が上がる、と僕は感じる。

ロバートシャインフェルドさんも、並木さんも、「目の前の現象」は僕たちが目醒めへ進むため以外の何物でもない、と常々言っている。

NLPという、心理学的なテクニックだけど、目醒めを前提に使っていきたいものだ。

現象界の全てを、目醒めの機会にする-ぜひ徹底したい。

ステートマネジメントも、目醒めを意識してやろう!

ステートマネジメントの用途・やり方・応用ワーク

ここからは、以下の3項目で書いていきたい。

  • (1)ステートマネジメントとは
  • (2)ステートマネジメントの用途
  • (3)ステートマネジメントの簡単なやり方「姿勢編集」

「姿勢編集」は、数秒でできるテクニックなので、ぜひ概念とやり方を覚えてほしい。

(1)ステートマネジメントとは

ステートマネジメントは、心身の状態(=ステート)を、理想的な状態に管理(=マネジメント)すること。

心身の状態は、心の状態と、体の状態にわけられる。

心の状態は、

  • 落ち込んでいるか、元気か、
  • イライラしているか、ワクワクしているか、
  • 楽しさを感じているか、おっくうに感じているか、
  • 焦っているか、落ち着いているか、
  • 怒っているか、安らいでいるか、

など様々な心の状態がありえる。

体の状態は、

  • 表情、呼吸、姿勢、
  • 疲労感や肩こり、
  • 筋肉痛などの有無、
  • 風邪を引いたりしていないか、
  • 寝不足か、十分な睡眠をとった後か

など、身体に様々な要素が含まれる。

こういったステートにより、

同じ仕事でも、やるぞ!と思えたり、

おっくうに感じたりもする。

日によってモチベーションの上がり下がりが大きい人は、
自分のステートを観察してみよう。

おそらくステートが不安定になっていることだろう。

とくに女性は男性よりもステートの変化は感じやすいかもしれない。
それは、月の影響を感じやすい可能性があるからだ。

28日周期で体調・心理状態、つまりステートの変化することを感じているため、今回のテーマ自体、女性は実感しやすいかも、と思う。

(男性も本当は影響をうけているのだけど。男性はステートにあまり注意を払わないとか、無理をしたり、相手を気遣えない傾向があるかも…。自分を振り返って注意したいものだ。)

ステートに絶対的な良し悪しはない

ここまでくると、ステートにはこれがいい、これは悪い、という判断をしそうだけれど、

ステートそのものに、絶対的な「良し悪し」はない。

たとえば「緊張」という心身のステートには、一見すると、良い面はないようだけど、

適度な緊張であれば、スポーツやプレゼンなど、ここ一番というとき、力を発揮するのに役立つかもしれない。

一方で、

カウンセリングといった人を癒すサービスを提供したいとき、

心に緊張があると、クライアントにその緊張が伝わってしまい、あまり適したステートにはならないかもしれない。
(しかしこれもまたケースバイケースだ。クライアントがものすごく緊張しているとしたら、セラピストもちょっとは緊張を共有するほうが、クライアントがかえって安心することもあるだろう。)

 

要するに、ステートも、場面しだいで適・不適が変わる、ということだ。

ステートマネジメントは、

場面に応じたステートを自由に呼び出し、望む結果につなげる、ことが狙い

になってくる。

 

(2)ステートマネジメントの用途

ステートマネジメントが使えると、

たとえば、

人前で話すことに極度に緊張してしまう人でも、

「リラックスしたステート」を、「プレゼンなどの場」に持ち込む(→これがステートマネジメント)ことで、

落ち着いて話せるようになる、といった変化が期待できる。

普段の仕事や私生活とか身近な例だと、

  • 育児でイライラする
  • 明日から仕事だと思うとげんなりする
  • 「◯◯◯会議」でプレゼンすると思うと憂鬱になる…

というパターンがあるとしよう。

いくつかの「異なるステート」(心身の状態)で、上記のことをやると想像してみよう。

  • ステート1:普段の心理状態
  • ステート2:心身が不調の時
  • ステート3:心身が好調の時

の3つだ。

ステート1:普段の心理状態

まず普段の状態。

普段の状態で上記の事柄に臨む、とリアルに想像してみよう。
まさに目の前でその事柄が起こっているように。

どんな印象だろうか?
どんな気持ちになるだろう?
身体の感覚はどうだろう?

胸がモヤモヤするとか、肩に力が入るとか、歯を食いしばってしまうとか…

しっかり、自己観察をしてみよう。
(本当に、本当に、やって!やらないと、体感しないと、まじで意味ナシ!!)

ステート2:心身が不調の時

次に体調が悪いとか、精神的に落ちている時。

例えば、風邪をひいたり、肩こりがひどかったり、生理がひどかったり、寝不足だったりしよう。

あなたが不調な時。

今、そんな状態にいるとリアルに想像して、おっくうなこと、嫌なことに臨むとしたら?と想像してみよう。

普段よりも、イライラ感・げんなり感・憂鬱感が増すのではないだろうか?

これも、ちゃんとワークしてほしい! ←魂の叫びw

ステート3:心身が好調の時

最後に、心身の状態が良い時。
できれば、絶好調!という時がいい。

例えば、

  • 海外旅行で最高の経験をした直後、気持ちが充実しているとき
  • 大好きなペットと遊んで癒されてる時
  • 初めて大好きな人と付き合えたとき、プロポーズされた時など、最高に高揚している時

 

そんな状態で、
上記のようなことに臨むとしたら、

 

  • 普段はイライラすることでも、にっこり笑って許せたり、
  • おっくうなことが、ぜ〜んぜん気にならなくなったり、
  • 憂鬱なことでも頑張ろう!と思えたり

 

なにかしら「変化」を感じたりするのではないだろうか。

このようにステート次第で、物事の捉え方、感じ方、認識の仕方が変わってくる。

本当に世の中は、ステートで変わりうる。

 

なお、「スマイルシンデレラ」こと、プロゴルファーの渋野日向子選手は、
「いつも笑顔」というステートマネジメントを実践し、結果を出している。

渋野日向子のメンタルの強さを解説した記事はこちら。

渋野日向子選手の笑顔・強さ=心理学的には超絶効果的なステートマネジメント一躍時の人となった渋野日向子選手。 42年ぶりに、日本人選手として海外メジャー制覇し、「スマイルシンデレラ」として海外メディアにも...

(3)ステートマネジメントの簡単なやり方「姿勢編集」

ステートマネジメントの簡単な方法として、ここでは「姿勢編集」を紹介しよう。

いち例として、「語学留学なのに、萎縮してしまう」、というシュチュエーションを考えてみる。

せっかくの海外での語学留学であること考えると、

ホームステイ先の人、現地のお店の人などと積極的にコミュニケーションする方が語学の上達が早いし、異文化の人と交わる感覚、国際感覚も養われるだろう。

これは仕事の研修でも、新人として先輩の下で仕事を覚える時、高校で授業を受けるときも、「積極性」は結果を出しやすい「ステート」になる。

ここで、

  • 萎縮したまま海外生活を送るか、
  • 堂々と積極的に充実した生活するかで、

留学の結果が違ってくることは想像しやすいでしょう。

そこで、

つい萎縮してしまう人が、「姿勢を編集」することで、心理状態を変えることを考えてみよう。

たとえば、

萎縮したり、やる気が出にくい時、それなりの「姿勢」をしている。

(「姿勢」=呼吸が浅い、表情が暗い、猫背になっている、など)

 

逆に、

堂々している、やる気がある時も、やはり、それなりの【姿勢】をしている。

(【姿勢】=呼吸がゆったりしている、表情が明るい、胸を張ったり、背筋が伸びている

 

そりゃ「心理状態」に応じて、「身体、姿勢の状態」が決まってしまうのは、当然でしょう?

 

と思うかもしれない。
確かに正解!

だけど、「逆も然り」ということをぜひ覚えておいてほしい。

つまり、

呼吸をゆったりさせ、表情が明くし、胸を張って、背筋を伸ばして、振る舞うと、

「堂々できたり、やる気が出る」状態を、自然に引き出すことができる。

姿勢を変える → 心が変わる

ということだ。

実際にやってみよう!

まず、呼吸を浅くし、表情を暗くし、猫背にしてみよう。
この状態で何か苦手なこと(大勢の前で話すなど)をやることを想像してみよう。

「あまり良い気分はしない…」となるのではないだろうか?

逆に、呼吸をゆったりさせ、表情が明くし、胸を張って、背筋を伸ばしてみよう。
この状態で、同じく苦手なことをやると想像してみよう。

すると、どうだろう?
先ほどと比べて、感じ方がちがうのではないだろうか?

このように、
ネガティブになっている時には、それなりの表情・呼吸・姿勢になってしまっているものだ。

しかし、姿勢を編集して、望む心理状態を引き出していくことができる。

姿勢編集については、フリーランサー・受験生向けに書いた、こちらの記事もある。

受験直前期にやる気を喪失した受験生へ【3秒でやる気を引き出す方法/姿勢編集】 こんにちは。 国際コーチング連盟認定コーチ、Kei(@heroesjourneyi)です。 この記事は、そんな受験生...
やる気が出ない副業・フリーランスの人は「いい姿勢」(姿勢編集)でお仕事しよう!こんにちは。 Kei(@heroesjourneyi)です。 今回は、やる気を引き出すテクニック「姿勢編集」を紹介します。 こ...

なお、ステートマネジメントのための応用ワークとして、

  • アンカリング、体験遡行法、中和法…アンカーを使う方法、空間を使う方法

などがある。これは他の機会に紹介していきたい。

まとめ:ステートマネジメントで望む状態になろう!

以上のように、

ステートが、仕事も家事も、世界も変える
ステートは、表情・呼吸・姿勢から構成される
ステートマネジメントの用途・やり方「姿勢編集」

などについて書いてきた。

仕事がなんかしんどい、今日は家事いやだな、なんて時は、それなりのステート(心身の状態)になってしまっているはず。

まずはどんなステートになっているか気づき、

さらに望む状態になるために、ステートを変える(=ステートマネジメント)をやっていこう!

…今回は以上!
ご意見・ご感想はコメント欄にお気軽に。

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