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僕は質問の本質の授業オンライン講座を5年にわたって運営してきています。
だからよくこんなご質問をいただきます。
- 病気の意図を読み解くにはどんな質問したらいいですか?
- 毎日家族や上司に辛く当たられて感情には見れている中で、どんな質問すれば平静を保てますか?一喜一憂せずにいられますか?
- どんな質問をすれば心底これが目覚めの扉だとわかりますか?
- ワンネスに至るためにはどんな質問をしたらいいですか?
こんな時どんな質問したらいいんでしょうか?
確かに質問の形は最低限必要です。
質問の本質の授業もここから入ります。
世の中で伝えている大多数の質問術も、質問の仕方を伝えているように思えるでしょう。
でも本質は違うんです。
①どんな質問をしたらいいか?
よりも
②質問をすればいい
(自分に質問すればいいと言う確信)
です。
自分に質問すればいいんだ。
内なる叡智に(ハイヤーセルフに)聞けばいいんだ。
この確信がどれほどあるかです。
①質問の形は、ものすごく大事です。
ものすごく大事だけど、これは「1」です。
そして②自分に質問すればいいは、「99」です。
これが質問の本質です。
形も大事だけれども、自分に対する信頼です。
それは自我の私じゃなくていいんです。
無意識の深い部分に対する信頼です。
宇宙に対する信頼です。
叡智、ハイヤーセルフ、神に対する信頼です。
質問の質と、質問の回数の掛け算
①は、質問の質。
質は確かに大事です。
②を確信するにも、質は大事ですけれど、
それにも増して、僕たちが重視したいのは質問の回数です。
質問の質<質問の回数
だから、やっぱり
「自分に質問すればいいんだ」
がどうしても必要です。
いくら①質問の形を学んでも、
②質問すればいいんだ、が欠損していたら、多分何の役にも立ちません。
最初はそれがわかりませんから形から入っても、必ず回数をこなして②を確信していかなければなりません。
- 私の中でその確信は「どのようにして」高められるだろうか?
- 宇宙は、私の本質は、それを「どのように」導くだろうか?
例えば、そんな質問を自分の中に持つことです。
病気ほど深い宇宙の愛はない
僕は常々、病気ほど深い宇宙の愛はないとお伝えしています。
特に肉体的な病気です。
精神的な病気も深い愛です。
肉体症状は、人間関係みたいに一時的に離れることもできません。
24時間365日、僕であれば20年以上一緒でした。
ずっと自分に向き合うチャンスをくれるんです。
人間関係の病気的な状態も確かに深い愛です。
事故もトラブルもそうです。
ただ、例えば会社の人間関係の問題は、上司やお客さんが僕らに苦痛を与えてくれるとして、会社に行ってる間ですよね。
退社した後も、そのことでずっと考えあぐねて苦しむこともできます。
けれど、漫画を読んだり、映画を見たり、お友達とお酒を飲んだり、どうにかその苦しみから逃れる事は比較的しやすいのではないでしょうか。
肉体はそうもいきません。どんな薬をもっても症状を抑えられないことがありますよね。
そもそも現代医療的には治療法がない病気だってあります。
そんな病気こそあまりにも深すぎる愛です。
僕たちがそういう境遇を進んで経験する事はありませんが、もし経験するとしたら、もう目覚めるより他がなくなります。
選択の余地がない状況に、神が追い込みまです。
そんな状況に僕だったらと言うことで、お伝えしたのが病即是神の4種ワークでした。
特にワーク4はかなり難しい。誰でもできるものではないです。
病気、人間関係、お金、トラブル、ネガティブが内へ向かう質問をさせる(自分軸をつくらせる)
でも質問は、日々普通に使うことですから、それを外に意識を向ける質問をするんじゃなくて、内側に意識を向ける質問をする機会を1回でも増やす。
宇宙が自分軸をつくらせる。
そして②自分に質問すればいいんだ、この確信を深めていく。
だから質問の本質の授業オンライン講座では、
10時間以上の動画で、いろんなワークをやっていただくことになっています。
ワークの時間を含めると、2週間から1ヵ月間位は集中して、日常の実践も活かして、僕だったら本気で学んでいきたい講座になっています。
「特に噛めば噛むほど味が出る講座」だと、「この講座なくして、今の私はありません」と伺います。
僕たちが自分の無意識を信頼する。
深い叡智の部分はもちろん、浅い部分だってめちゃくちゃ頑張ってくれています。
そして身体もいつも最善を尽くしてくれています。
身体が病気にしてくれるなら、それを信頼せずして、何が目覚めでしょうか?
体でなければ、
家族が問題起こしてくれて、上司が僕にパワハラをしてくださって、それを信頼できないなら何が目覚めでしょうか?
目の前の人たちを、自己トラブルを、病気を信頼せずして何がアセンションでしょうか?
鏡の法則と言われるのは本当に本当ですよね?
これは本当に基礎中の基礎です。
しかし、
僕も全然自我的な部分が反応します。ただ
- 全て映画を見るように鑑賞しているし、
- 映画鑑賞する自分も、映画の中の自分も、ただ純粋に観照(照らし観る)している存在です。
- そしてその全てが一体不可分です。
僕はそれ以外の何者でもないです。
それでも、観音様が、すべては「空」であると悟られた境地にはまだまだです。
僕にはまだまだ戦争が「空」だとは言い切れない。大きな災害も、なかなか「空」だとは言い切れない。
肉体を持っている身からすればいつもワンネスは残酷だと思います。
つまり、ワンネスは、この僕らと言う今生のたったひとつの人生を歩んでいるかのように思い込まされている意識も、知覚範囲も圧倒的に超えているという事は明らかです。
ワンネスは何を用意するかわからない。
病気やトラブルだってどのような結末を迎えさせるか、わかりません。
ただそれでは全て僕らのために、宇宙のために、一定の変容、プロセスを経るために、神が起こしている事は間違いないようです。
だから僕たちが一定の変容成長、目覚めを経験すると、そういうプロセスから抜けていきます。
僕はそういうものしか見てきていません。
その中で、こういう質問の仕方やワークをして、こういう気づきを得ると、抜けることが多いようだ。神はそういう描写の仕方をするようだ。それをなるべく最大公約数的に、どなたにでも手に取りやすいように、僕なりにまとめているオンライン講座であり、オンラインコミュニティです。
特に内なる医者(医者とは、内なる癒し手、内なる叡智、宇宙、ハイヤーセルフ)と言うワークは、まさにそのまま神がこの身を通して何を起こすか、お任せするワークです。
この話題で言うと、「②自分に質問すればいいんだ、内なる叡智に(ハイヤーセルフに)聞けばいいんだ」の確信度が試されます。
病気の意図を読み解く
例えば、病気の意図を読み解くとしましょう。
あるいは上司がこんなにも私をいじめるのは、ハイヤーセルフは私に何を与えたいのか読み解きたいとしましょう。
そんな時に、質問に読み解かなければならなくなるような前提条件を入れることが基本になります。
本質の私が、私に気づきを与えたくて、この現象を体験させてくれている。その中で答えを探すように、自分の意識を肯定的な檻に閉じ込めて、その中で意識を動かすように、脳と言うスーパーコンピューターを使うように指示をする質問です。
これが質問のフレーミングの技術で、質問の本質の授業もここから始まります。
だから、質問の形自体はめちゃくちゃシンプルです。
逆に言うと使ってはいけない質問の形式もあると言うことです。
それは例えば
- なんで私は病気の体で生まれてしまったの?
- なんでこんな病気を経験しなきゃいけないの?
- 私の何が悪いの?
- こんなに頑張ってるのにどうして良くならないの?
病気にかかわらず、悩んでる人、抜け出せない人は、深く苦しんでいる時ほど、こういう質問をせずにはいられないものだと思います。
基本的に「なんで?なぜ?どうして?」という質問はネガティブな回答を生みます。
本当はポジティブな回答につながってもいいんですが、これまでの人間の集合無意識では残念ながらそうはなりません。
だから基本的に、自分の質問パターンの中から「なんで?なぜ?どうして?」は極力排除するつもりでちょうどいいです。
あるは何が悪いのか?と言う質問もしがちですが、これは悪いが前提になっています。
悪い答えしか出てきません。
良い悪いはなくて、全ては心底ニュートラルなのにもったいないことです。
僕もめちゃくちゃしてきました。今でもこんな質問は自然に浮かんできます。
つまり僕たちはそういう質問をするように刷り込まれているんです。
言葉を親から学ぶように、質問の仕方も親から社会から学んでいます。
しかし言葉遣いは比較的意識しやすいんですが、質問の仕方までコピーしているとは意外と気づかないのではないでしょうか。
そうではなくて、
- この症状は、私に何を気づかせたいんだろうか?
- 何をもたらしたいんだろうか?
- どんな学びを与えたいんだろうか?
気づきがある、学ぶがある、もたらしたいものがある、この大前提の中で答えを探しましょう。
全部プラスになる質問です。
前提さえ与えてあげれば、必ずその中で答えを見出せる。
叡智の塊である肉体の最適解、叡智そのものである宇宙がもたらした現象に、必ず肯定的な意図がある、と言うことを前提にした質問です。
そしてなぜその質問ができるか?
確信があるからです。
宇宙に対する信頼があるからです。自分に対する信頼があるからです。
それが質問の本質です。質問の力を本当に行使する本質の部分です。
だからこの本質ができていれば、
なんで今こんなトラブルに会わなきゃいけないの?
どうしてこんな激痛、絶不調を経験しなきゃいけないの?
といった通常の意識の人なら、ネガティブな解に行きつく質問でも、
これって宇宙の愛だ、恩恵だ、私を守ってくれたんだ!
自分軸が外れてるぞ、あせってるだろ、全てに愛込めるのを忘れてるだろ、
ただここにある喜びを感謝を忘れてるだろう、宇宙が与えた全ての生命が命を紡いできた、この命のありがたみ忘れてるだろ、
今一度、思い出せ、噛み締めろと気づきを促してくれてるんだ。それがこの苦痛の強さだと、感動してもいいわけです。
病気の意図をも読み解く質問の本質
このことからも本当にわかりますよね。
①
どんな質問をしたらいいか?(質問の形)
も大事ですが、これは1%。
99%は、
②
質問をすればいい
(自分に質問すればいいと言う確信)
です。
自分に質問すればいいんだ。
内なる叡智に(ハイヤーセルフに)聞けばいいんだと言う確信です。
だから世の中の質問術を普通に学んでもなかなか成果が出ないんだと思います。
あるいは成果が出る人と出ない人を分けるものは何か?
それは②の99%の部分がどうなっているかです。
質問の本質の授業は②99%部分をまずは理論的に学び、いかに体感に落とし込んでいくか?
受講されている方なら同意してくださると思います。
この人生は二元性の中の苦痛を味わえて味わうほど、実は宇宙に愛されていることがわかります。
同時に二元性の中で快楽、喜びを味わうことも、肉体を持つとしては素晴らしい体験です。
二元性、二極、極性は本当に素晴らしい。
このことが本当に腹落ちする旅でもあります。
小説の作家が、映画の脚本家が、この宇宙の神が、宇宙原理が本当に表したいことではないでしょうか。
ぜひ作家として、純粋観照者として、鑑賞者として、個人としてこの体験を満喫していきましょう。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。