スピリチュアル

僕らはDVD「ワンネス」のデジタルデータ。見かけ個人として「生きる」が生じる話

今回は、

  • 僕らはワンネスというDVDのデジタルデータであり、
  • データ上の見かけ個人として「生きる」っていう現象が生じている

さらに

  • どうすれば自分と他者の境界を取り払えるか?

という話をします。

というのも、
最近公開した
「ワンネス体感ワークオンライン講座」で、

受講の皆さんに
「ワンネス、非二元をどう捉えていますか?」
という質問をさせていただいて、
ある方が

ワンネスは
「自己と他者の境界線が取り払われた、完全な一体感」
と考えています。

さらにそれが確信できれば
「世界は全て自分の意識が作り出したもの」という実感を持つための鍵になると思ってます。

といったことを教えてくださったので、
この話題がその方のサポートになればと意図しています。

(この話は動画でも説明しています)

ワンネスデータの「個人」として「あなたは私、私はあなた」は難しい

まず、そもそもとして

ワンネスのデータ(見かけの個人)として
「あなたは私、私はあなた」は難しい、

ということがあります。

僕も、まだワンネスなんて聞いたことがない、10年以上前に、
真実を言えば「私はあなたで、あなたは私」なんですよと、
心理学の先生から聞いたのが最初でした。

が、当時の僕にとっては「単なるセリフ」のようで、
何の真実味がなかったのを覚えています。

それで、
まずは「こう捉えるとわかりやすい」ことがあります。
(これが実際に起こってることなんですが)

それが僕ら人間意識は
「ワンネスというDVDのデジタル
データ上の「見かけ個人として生きる」
という現象が生じている
ということです。

ここで僕らは、
相手をデータ上の人物同士で見てしまう
他者と自分の区別があるようにしか思えないです。

そこで
「自分と相手の境界はないんだ」って悟ろうとしても、これは初めからなかなか難しいと思います。

同じような例えで
ある苦行僧が「神と合一しよう」と瞑想をしているところに、ネズミがやってきて邪魔をするので追い払おうとすると、
ネズミさんが「僕と一体とならないで神様と一体になれるはずないじゃないか」って苦行僧に言う話があります。
けれど、これも初めからネズミさんと一体となろうするのは難しいと思うんです。

他の言い方だと
「他人に、全ての物に、現象に自分を見られるか?」とも言われたりもしますけれど、これも難しいですよね?

だから、まずは
僕らはワンネスというDVD上の「個」として生きてることを思い出すことです。

同じくデータである「他の個」を見てるだけだって、
僕らは、みんな等しくデータなんだって、
まずは全てがデータなんだって見ることからなんです。

これは真実なんですけれど、
でも全てをワンネスのデータだと
頭でわかっても、実感も体感もないですよね?

ではどう実感すればいいのか?というと、
自分のすべてがワンネスからできているのを確認することです。

これはわりと手順をふめば、誰でも簡単にできます。
ワンネス体感ワークオンライン講座にその理論・ワークを詰め込んでいます。)

 

例えば、
自分のなかに「良いところ」も「悪いところ」もあって、
「天使」と「悪魔」が居ると例えられたりしますけれど、

「その天使も悪魔も、
神の息吹でありワンネスのデータでしかない」
と、自分で確かめるんです。

自分のどれを調べても、全部ワンネスだ、神だってわかると、
結局自分がワンネスでしかないと悟らざるを得なくなります。

前回で、
それがわかってないのは、「この私」だけだっていう説明をさせてもらったんですが、
「この私」が、この事実を体験学習することになります。

 

そして、
「この自分と思って生きてきた『個人』って初めから居なかったんだ!」
と悟ります。

(ある昔の詩人が自分のことを「私はイエスの息が通るフルートだ」といった表現したそうですが
僕らは「ワンネスの入れ物」みたいな存在だったんですね。
って気づていきます。)

そして、
内なるものは、外においても然り

「ああ、自分も、目の前の家族も、ネズミさんも、植物も、みんなワンネスのデータだったんですね」
って確認が取れてしまいます。

そしてある時点で、
「この私」「この個人」がワンネスへ溶け去るor無限拡大してしまって、

「自分も他人も初めから幻想でしたね」
と悟ることになります。

(実は日常の「これをしたい」「あそこへ行きたい」とか
あらゆる衝動がこれを求めてるんですけど、
現象界でいくら実現しようとしても不毛だったりして、
僕らは本当にワンネスに還ろうって
自然に意識が向くようになっています。)

ワンネスのデータと悟っても個人は体験できる

それで「個」がなくなるというと、
怖く感じるかもしれないんですが、

僕らが1枚のワンネスのDVDだと悟ってもなお、
ストーリーの中に入れば、
ちゃんとこの「個」はあります。

むしろもっと余裕をもって楽しめると
僕は思っています。

例えば、
映画マトリックスのDVDデータ上の
主人公ネオとエージェント・スミスみたいに
DVDの世界で見ると、
ばっちりそれぞれの個性がありますよね?

それで僕らは
役者さんが、脚本に文句を言う事なく
演技に没頭するように、

あるいは、
ジェットコースターがどこでどう落ちて、回転するかに
(時にはもっとこうして欲しいとか思うこともあるかもしれませんが)
基本的にはそのまま楽しむように、

ワンネスのデータだって確かめてしまっても、
どうしても波動としては軽くはなっちゃいますが、
「個」がゼロになるわけじゃないです。

どう考えてもストーリーの中に入いれば、
個がありますし。

意識(自分)が世界を作り出していると悟るには

それから
「自分の意識が世界を作り出していると悟りたい」
という思いも、

このストーリー上の「自分」が作ってるとは
なかなか思えないですが、

この点でも、
すべてはワンネスという意識で
その意識が世界の全てを作り出していると、
実感することがまず先かなと思います。

僕らもその意識そのものでしかないです。

このことも、
僕らの「内なる自分たち」は全員知ってて、
「ワンネスなんてわからない」って言ってる
「この私」に教えてくれます。

「この私」だけが知らなくて、
「自分と外の境界はないことを知りたい」
とか

「すべては愛だと悟りたい」
と思うようになっています。
(そう仕組まれています)

本当に僕もそうですし、
皆さんワンネスを、求めます。

が、これも内側でわかります。

「この私」以外の「内なるみんな」は、
ただ僕らがワンネスへの探求をできるように、
わざと知らないふりをしてるだけ。

僕らが一定の問いかけさえできれば、ちゃんと僕らをワンネスへ導いてくれます。
(もともとそれですから、これはあくまで比喩なんですが)

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ワンネスからどれだけ離れてもロープでがっちり繋がってる

僕には、皆さんも
ワンネスからどこまででも自由に伸びるロープで繋がっているように見えます。

見かけ上どこまでも離れることも、
孤独になることも、
罪悪感も無価値感も
体験できるようになっています。

「ロープなんてどこにもない!」
って途方に暮れることもできます。

「この私」から見ると、
「もうすべて終わりだ」と絶望するくらい、

すごい遠いところまできた!と思っても、

実は家のせいぜい玄関先まで来たくらいで、
がっつりワンネスの敷地内にいますから、
チャンチャンって
「個」としてはガッカリするくらいだったりします。

どんな状態でもこのロープは絶対に切れないし、
それをどう辿るか?
も全部僕らは内側で答えを見つけられます。

そしてその結果として、
自分と外の境界も見かけでしかない、
すでにいつも全体だった
と思い出すと、
全ては意識の反映だって真実も見えてきます。

あとは、
頭で聞いて知っておくか?
自分の内側で確かめて確信に至るか?
です。

  • このワンネスへのロープを発見してたどる過程も、
  • ロープの先にたどり着く体験も、

それぞれこの私にとっては本当に味わい深いものがあります。

ワンネス体感ワークをした方が
「そもそもうちなる自分をいかに蔑ろにしてたか?がわかって
内側でコミュニケーションしているうちに涙が止まらなくなった」

と教えてくれました。
これもすごくよくわかります。

(たとえば僕は乾燥肌をテーマにワークしたら
最初は過去世の何世代にも渡って蓄積してきた
怒りが出てきてほんとびっくりしましたけれど、

そのあとは癒しでしかなかったです。)

けれど、こうしたことも、
ワンネスのロープを辿ってしまうと、
「ぜんぶワンネスの中だった」
「すべては「ここ」を思い出すためだった」
とわかります。

癒されているのは「この個人」だけで、
初めから癒すべきものも、
傷ついたものも無かった
とわかります。

なので、大きく僕らには2段階の楽しみが待っています。

最近、「ワンネス体感ワークオンライン講座」に、
補講として、
「まだワンネスに還る準備ができていない方は
決して見ないでください」
という、「この私」にとってはちょっと危険なコンテンツを追加しました。

たとえ「準備ができていても運転中も聞かないでください」
というものです。

本編のワンネス体感ワーク後も
ワンネスに浸った状態だと、
いわゆる一瞥体験状態とか、恍惚状態になるので、
そのままだと運転とかはできません。

それだけ、この私にとっては、
ワンネスという意識は結構大きく違うものです。

そして意識ってこの次元だけじゃない、
多次元なんだなって実感します。

この次元で肉体の目を開きながら、
ワンネスをバイリンガルみたいに味わうことは可能で、

マトリックスのネオとエージェントスミスが、
映画のキャラクターと知りながら、役割に没頭できるように

ワンネスを知りながら、
個人も(以前にくらべて軽くはなってしまいますが)十分楽しめます。

ワンネスを一度知ってしまうと、
当然ながら、「この私」としては
もう知る前には戻れなくなります。

でも
「もう「知らない私」は十分やってきました、準備OKです」
という方には、
このワンネスを思い出した「私」を
ワンネス体感ワークを体験していただきたいと思います。

では今回は以上になります。

各講座について

心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。

(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座

本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。

5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。

(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座

ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。

(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座

そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。

「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。

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