前回までに続いて
並木良和さんの『新生地球元年の冬至』に向けて今だからやっておきたいA to Z セミナーでの気づきです。
「事柄に意識を向けない」=眠りを本当に終えるために最低限必要な事
冒頭の「もう眠りは止める、想像を超えるステージへ移行しよう」という話題の中で
現象の「事柄に意識を向けない」ことの大切さを言われていました。
僕も自分なりにこのことを落とし込んでいく過程で気づいたのは
- これまで五感を通じてダイレクトに相手と現象界という事柄と、それらに反応する自我という事柄と相対しているように経験してきましたが、
- 「本当の自分」とはこの正中線を通る「エネルギーのような何か」であって、
実はトーラス状に根源を通じて
(その途中には個々のスピリットとかハイヤーもあります)
繋がっている・一体なんだ
ということです。
自我も含めて「事柄」に意識を向けないことが十分にできれば、
残るのは正中線上の何か=本質だけ、というのが自然です。
これが本当にできれば色濃かった現象が…
純粋に波動・振動、エネルギーの揺らぎ
自分もの外も一枚の絵のように
一体なことも分かる状態
すべてが宇宙意識そのもの
だと、僕も徐々に体感・実感してきています。
結構簡単なので、今回はそれがどんな工夫なのか?シェアします。
それは
「事柄」よりも、
構造、システム、背景etcに意識を向ける
と言うことです。
少し前の記事(動画)で
現象プラス感情によって気づきが生まれる
と言う話をしました。
例えば
現象+感情=気づき
という公式、構造またはシステムがあるので、そちらに意識を向けることです。
この「構造」に意識を向けると
例えば、
「子供がまたこんなことをやってる!」
といった「外の現象」と、
またそれに対して
「イライラする、落胆する」
といった反応すること、感情=「内の現象」という事柄
には、意識が向きにくくなりますよね。
なぜなら、子供の行動も自分の感情よりも、「どんな構造があるのか?」「なるほど、こんな気づきのチャンスだな」のほうに意識が向くからです。
この
「子供が…!」というのも「イライラする!」のも、
事柄に反応するのは、僕らの周辺の自我・エゴですが…
自我・エゴも、宇宙の意図という「大きな構造・システム」からすれば、本当に小さな事柄ですよね?
エゴを含めて事柄は、般若心経で言われる色即是空の「色」です。
この「色」の部分を除いて「空」に近づくほど本質が残ります。
100の位置に立つ、天と地にグラウンディングした、本質の皆さんだけが残ります。
*
これは相対的な話で、
本当に何も無いところまで行かない限りは、「色」がある、というのが僕の感覚です。
僕も「絶対的に無い、無が在る」までは体感として認知として行けはしますし、
確かに自分という「個」は無くなりますが、まだ「色」だと思っています。
それを体験しても、自分に・肉体に戻ってこれますから、僕自身まだまだこれから螺旋状に上昇する途中にあります。
それでも枝葉末節を極めた3次元世界を生きてきた事からすれば、結構「色」は薄まってはいますが。
「カルマを背負う」ということも「色」の極みだなとしみじみ思います。
*
構造・公式には
他に例えば、
自分の身体症状、苦痛の感覚という事柄
絶望感、罪悪感といった事柄
など色々入ります。
だから本当にX+Y=Zのように何を入れてもいいです。
でも僕らの五感を通じた刺激はなかなかに強力ですから
普通はこういった、
子供の行為、体の症状
それに対してイライラするとか、苦痛だとか
現象または感情の事柄に意識を向けます。
でも僕たちの人間意識(顕在意識+浅い無意識層)は
「同時に複数のものに意識を向けることが難しい」
と言う性質があります。
ここで「現象+感情は気づきなんだ」と言う構造・仕組み側に意識を向けると、
自然とそれぞれの事柄に意識が向きにくくなります。
それはどうすれば良いか?と言うと、とてもシンプルです。
例えば
ここでどのような構造が見て取れるだろうか?気づけるだろうか?
といった質問をして
さらに
この子がこういう行動をする背後にはどんな仕組みがあるんだろう?
私たちにどんな仕組みが働いているだろう?
といった質問をすればOKです。
さらに
大いなる宇宙の意図が働いているとすればそれはどんなものだろう?
といった質問をすれば、より大きな構造も見えてきます。
当然、自我にとっての気づく・学習のチャンスになります。
本質の僕たちは自我が学ぶ様子を眺めます。
さらにそれを眺める観照者に気づくチャンスも深まります。
そうすると事柄に意識が向きませんから、これで今までどおり全く同じようにイライラしたり落胆したりは…なかなか難しくなりますよね?。
僕らにとって意識を向けたものがだけが存在することは、皆さんよくご存知だと思います。
*
これは結局のところ、より大きなフレームに出ようとすることだ、ということは「質問の本質の授業オンライン講座」の皆さんにとってはわかりやすいですよね。
事柄が1番ちいさなフレームで、現象界というスクリーンに張り付いたゼロか、それに近い位置です。
構造・システムに意識を向けると自然に大きなフレームに出て、スクリーンから離れられます。
大きな宇宙の意図、根源の意識に肉体を持ちながらも1番つながれる100の位置へ戻れて、
重たい・色濃かった現象・感情・自我といった事柄が、
ただ純粋に波動、エネルギー、光だと認知するくらい大きなフレームに出ていくことが、僕ら少しずつでもできる幅が、広がっていきます。
今月もデフレーミングをテーマにシェア会をしますので、日常の全てを統合するベースを勉強できればと思っています。
改めてこうして気づくことは
僕らはこれまで普段は五感を通じてダイレクトに相手と現象界、それらに反応する自我という事柄と、相対しているように経験してきましたが、
本当は自分とはこの正中線を通る「エネルギーのような何か」であって、実はトーラス状に根源を通じて繋がっている・一体なんだということです。
ということは正中線に戻りさえすればいい、正中線からトーラス状にすべてのつながりに出ることができるといことです。
普通には動揺するような子供なり家族の言動という「事柄」に出会っても、
こうして根源を通じている=本来のつながりに出ていれば
少なくともそのまま「事柄」にとらわれることはないですよね?
ではまた次に、体感をつかって正中線を意識を戻して100の位置にできる限り近づきやすい方法をシェアしたいと思います。
これは僕が好きなやり方ですし講座の皆さんとも共有して参考にしていただいる方法です。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。