身体・身体症状

病を一瞬で治す|ラヒリマハサヤ&スリユクテスワの教え「あるヨギの自叙伝」より(ワンネス体感ワーク・病即是神)

(本稿の内容はこちらの2つの動画でも解説しています)

「お前は自分で自分を病気にしたのだ」(あるヨギの自叙伝より)

「あるヨギの自叙伝」を久しぶりに読んで、このラヒリ・マハサヤの「教え」に今だから感動します。

「お前は自分で自分を病気にしたのだ。」
「自分をそのようにしているのだ」

これは、この世界の真理ですね。

若き日のスリ・ユクテスワという方に対しての言葉だったのですが、
この通りスリ・ユクテスワが「治る」と思えば本当に治って、でもまた「悪くなるかも」と思えばその通り悪くなる、さらに「治る」と思うことで最終的に回復すると言うエピソードが紹介されています。

以下、もう少し詳しく紹介します。
皆さんも(特に病気をお持ちの方)感動されるんじゃないかと思います。

そして、今の僕だから「そうですよね!」となるですが、昔は、「そんな思うだけで?」って実は聞き流してしまっていました。

今は違います。
それは「病即是神WS」「ワンネス体感ワークオンライン講座」でお伝えしているような、
この「全」のもと、霊・精神・肉体三位一体の仕組みが腑に落ちているからです。

この「全」のもと、霊・精神・肉体三位一体の仕組みを、僕が初めて腑に落ちたのは「ワンネス体感ワーク」でした。

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つまり、僕らは肉体だけで病気になるわけではありません。

肉体はパソコンでいうとディスプレイの表示結果のようなものです。

その表示結果が症状を維持することだったり、治癒することだったりするだけです。

ですから、ここでいう「お前」とは、神なる私、唯一の主体であり、病になることも治癒することも決めている、純粋な意識です。

「本質の僕ら」がいかに病から回復する力を持っているか、という話です。

(追記)「お前」=本質の私・神なる自分・宇宙原理・唯一の主体・(純粋)意識

上記で、「お前」=本質の私・神なる自分・宇宙原理・唯一の主体・(純粋)意識といった話を書きました。

ここでは、僕らがいきなり大師たちのように神なる力を意図するだけで行使することは難しくても、例えば「一定のワーク」を経ることによって、少なくとも一旦に触れることはできる。時間はかかったとしてもできる、ぜひ希望を持っていただければ、という話を書きます。

僕らも、この唯一の主体・(純粋)意識である私に、いつかorある程度なることができるのか?補足説明となります。

本当は、この世界には神しかいません。したがって僕らも皆、神です。ただ「僕は違う」という思いが必ずセットでお届けされているだけです。まるで定食にセットされるお新香のように。僕はたまたま思い出すことができたので、責任をもって皆さんにシェアしたいと思っています。)

(大師等のようになることは、僕にとってはエベレスト登頂です。今世では多分不可能です。
でも、「内なる医者(神)」というワークであれば、この思うという意図の力そのままに、近いことができます。

もう少し手順はかかりますがワンネス体感ワークであればど素人時代の僕でも例えば、花粉症を10分もかからず治すことができました。と言うように、ワンネス体感ワークはこの道を行くための初心者向けでベースのワークです。下記参照)

 

若き日のスリ・ユクテスワも、パラマハンサ・ヨガナンダも、今の僕たちのように、その神なる私ではなかったからこそ、病に悩んだのだと思います。

つまり、若い時のお二人は、それぞれの先生の眼前で「お前は治る」と言われ時(たぶんその時限定で・一時的に)、この「お前」になれたのだと想像します。

大師の助けがあり一時的に、「唯一の主体・神なる意識」となれた…

ではそんな大師のそばにいられるわけでもない、取り立て霊的な覚醒も十分でもない場合、僕たちはどうすればいいのでしょうか?

そのために、もちろんヨガの行法を学ぶこともありえますし、「何らかのワーク」という方便をつかって、神の力を一旦でも体現しようとうすることができます。

僕は少なくとも、「思うだけ」では難しいです。

ただこれに近い形が上記の「内なる医者(神)」というワークです。

一応これはワークの形をなしていますが、内容はほぼ「神なる自分に、症状の治癒や行動変容、ビリーフチェンジを頼む」だけです。

内なる医者という神に、依頼するワークです。ただこれには、例えれば「富士登山」のようにいきなり素人が何のトレーニングもなく、雨具も防寒着も持たないといった準備もない状態では、笑えるくらい何も起こらないワークです。不可能ではないしても、超難しいです。
でも現在、これをシェアさせていただく準備はしています。

富士登山な「内なる医者」に対して、週末気軽にいける高尾山のような素人向けであり、この道の土台を作るのがワンネス体感ワークです。
これは初めてワークしてもたった1回でワンネスまで至り、しかも症状が変容するという体験は十分起こり得ます。
これは絶対的に基礎なので(なぜ絶対的なのか?はここでは省略します)、ワンネス体感ワークによらずとも、僕らがワンネス状態から始めることはなるべく早い段階でスタートしたいところです。

それはこの「全」なるもと、霊・精神・肉体三位一体となって生きることだからです(そうだと思い出す)。

僕がシェアするのはワンネス体感ワークですが、これによらずとも、みなさんの持たれている手法、進まれている道によって、大師と同じ水準は難しくとも近づくこと、今世を味わい尽くせるくらいになることは、必ずできると思います。

ぜひ希望を持って、ご自身を信頼して進まれてください。

ワンネス体感ワークについては、こちらに詳細や受講生の感想が掲載されてます。適宜ご参照ください。

 

 

以下、あるヨギの自叙伝から引用です。

あるヨギの自叙伝、現在なんと、Kindle版が発行されているのですね!
アマゾンのリンクはこちら。
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「ムクンダ、お前は少しやせすぎているね」
先生は私の急所を指摘された。私の落ちくぼんだ目と、やせこけたからだつきは、かねてから自分でも気にしていたことだったのである。私は子供のころから慢性の胃弱に悩まされ、カルカッタの家の私の部屋の戸棚には、いつもたくさんの強壮剤の瓶が並んでいた。しかし、どれもたいした効き目はなく、こんな弱いからだで世の中のためになる仕事ができるだろうかと、ときどき自問しては悲観していたのである。
「薬の働きには限度がある。だが、神の創造的生命力には限りがない。この事を信じなさい。お前は必ず強いじょうぶなからだになれる!」
スリ・ユクテスワの言葉は私の中に強い確信を呼び起こした。
私は、先生の言われた真理をわが身のうえに必ず実現できると感じた、私はこれまで多くの治療家を訪ねたが、このような深い信仰をいだかせてくれた人は居なかった。
私のからだは日増しにふとって、健康も体力もめきめき増進していった。先生の無言の恵みのうちに、二週間たつと、今までどうしてもふえなかった私の体重は別人のようにふえてしまった。そして、しつこい胃病もふっつりと消えてしまった。
その後、私はいろいろな機会に、先生が糖尿病、てんかん、肺結核、中風などの難病に悩む人々をたちどころに癒されるのを目撃した。
「わたしも昔、目方をふやそうとして苦労したことがある」
私を癒してくれてから少したったある日、先生は私に語ってくれた「それはひどい病気のあとだったが、わたしはべナレスのラヒリ・マハサヤのもとを訪ねた。
『先生、私はひどい病気にかかって、すっかり目方が減ってしまいました』
『そうか、ユクテスワ、しかしお前は自分で自分を病気にしたのだ。そして今また、自分はもうやせたままどうにもならないと思い込んで、自分をそのようにしているのだ』
この意外な返事にわたしが当惑していると、大師は励ますように付け加えられた。
『だが、あすはきっと回復するに違いない』
わたしは敏感に、大師がひそかにわたしを癒してくれようとしておられるのだ、と直感した。翌朝わたしは喜び勇んで大師を訪ねた『先生、きょうはずっと気分がよくなりました』
『それはよかった。お前がお前を元気にしたのだ』
『いいえ、そうではございません』わたしは打ち消すように言った『私を助けてくださったのは先生でございます。私に元気が出て来たのは、ここ数週間きょうが初めてでございます』『そうだ、確かにお前の病気はなかなかの重症だった。お前のからだはまだまだ不安定だ。あすはまた悪くなるかもしれない!』
また病気がぶり返すのか、と考えただけで、わたしは心配で身震いしてきた。次の朝、わたしは再びからだを引きずるようにしてラヒリ・マハサヤの家にたどり着いた。
『先生、またこんなに悪くなってしまいました』
大師は謎のような笑みを浮かべてわたしを見ながら言われた『お前はまた自分で病気をつくり出したね?』
わたしはたまりかねて言った『先生は毎日、私をからかっていらっしゃるのですか?私がこんなに真剣に申しあげているのに、どうしてまじめに聞いてくださらないのですか』
『いや、わたしはほんとうの事を言っている。お前の病気が悪くなったり良くなったりするのは、みんなお前の心のせいだ』大師は優しくわたしを見つめながら言われた『いいかね、お前の健康状態はお前の潜在意識の予期するとおりになるのだ。想念というものは、電気や引力と同様に一種の力なのだ。人間の心は、神の全能の意識の火花だ。そのような力をもった心で強く信ずれば、どんな事でもたちどころに実現する。わたしはその証拠をお前に見せてやってもよい』
大師が偽りを言われるはずがないことを知っていたわたしは、畏敬と感謝の念をもって尋ねた『では先生、もし私が、自分はもうじょうぶになった、目方も元どおりにふえた、と思えば、そのとおりになるでしょうか』
『なるとも、今すぐにでもなる』大師はおごそかな口調で言われると、わたしの目をじっと見つめられた。
するとたちまち、わたしはからだじゅうに元気が満ち満ちてくるのを感じたばかりでなく、体重が加わってくるのまで感じられた。大師はそのまま沈黙にはいられた、わたしは数時間大師の足もとにひれ伏していたが、それからベナレス訪問中泊っていた母の家に帰った。
『ユクテスワ、いったいどうしたんです?むくみでも来たの?』わたしが急に病気前と同じくらいにがっしりとふとって帰って来たので、母は自分の目を信じられないようすだった。
試しに目方を計ってみると、一日のうちに二十キロ以上もふえていた。そしてそのときの目方は今日まで少しも減っていない。前日までやせ細っていたわたしを知っていた友達や知人たちは、みな驚嘆のあまりぼう然としてしまった。そしてこの奇跡を見てから、彼らのうちの多くの者が自分の生き方を改め、ラヒリ・マハサヤの弟子になったのだ。
神に目ざめておられた大師は、この世が単に、創造神の夢の客観化したものにすぎないことを知っておられた。そして、この夢見る神と完全に一体になっておられたので、夢なる現象界の原子を意のままに具象化したり、解消したり、また、変化させたりすることができたのだ。
万物は法則に支配されている。外的宇宙に作用している法則は、ふつう科学者によって発見され、自然法則と呼ばれている。
しかし、自然の法則には、それらのほかに、隠れた霊的世界と内的意識の領域を支配する霊妙な法則がある、これらの諸原理は、ヨガの霊的科学によらなければ知ることはできない。物質の真の性質を知る者は物理学者ではなくて、真の悟りに達した大師なのだ。イエス・キリストもこの事を知っておられたために、追手の召使いの耳が弟子の一人によって切り落とされたとき、それを元どおりにすることができたのだ。」スリ・ユクテスワはこう言って言葉を結んだ、

各講座について

心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。

(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座

本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。

5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。

(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座

ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。

(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座

そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。

「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。

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