並木良和さんの統合ワークや、ジャスムヒーンさんの不食のワーク
その他のスピリチュアルワーク、心理学的なワークには、
「グラウンディングステップ」が入っていたり、
「グラウンディングの大切さ」が語られたりよくします。
でも、
「グラウンディングって正直どうなんだろう?」「どうして大事なんだろう?」とか
「どこまで意義があるんだろう?」
と思われる方も、多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
- 物理的に一体的に体感できる方法と
- 心理学的にこのグラウンディングというものがどういうものか体感する方法
があります。
すごく簡単な実験なんですが、この2つを紹介したいと思います。
(動画でもシェアしています)
物理的・肉体的に体感する方法(実験1)
まず一つ目は、物理的・肉体的にグラウンディングを体感できる簡単な実験があります。
これはご家族とかお友達を一人ですで協力してもらって、
あなたとパートナーと2人以上で行います。
- 相手の方には、前後に足を大きく開いて、しっかり立ってもらって、胸をかります。
- そしてあなたは相手の方の胸を手でゆっくりと押すだけです。
- これだけなんですけど、
1パターン目は、あなたはグラウンディングせずに、力で一生懸命、相手の胸を押します。 - そして、相手の方は、力で抵抗します。足・体に力を入れてあなたから胸を押されても、耐えます。
(相手も、グラウンディングなしです) - そして、2パターン目は、あなたはグラウンディングをして相手の胸を押すことをやります。
- この時に相手の方もグラウンディングするとちょっと違いが分かりにくくなると思いますので、相手の方は相変わらず力で耐えるということをやってもらいます。
- そしてあなたはグラウンディングしっかりして、今度は力で押すんじゃなくって、全身を脱力させてリラックスしてただ腕を伸ばすだけという感覚で、力を入れずに、スッと手を伸ばすだけという感覚で、手を前に出します。
こうすると相手の方は何の抵抗もできずに後ろにのけぞってしまいます。
場合によっては、相手の人が吹き飛んで転んでしまう可能性もありますので、
パートナーの方の後ろにもう1人、受け止め役の方に立ってもらって準備していただくとか
布団とか柔らかいものを用意して怪我をないようにぜひ注意しながらやってもらいたいと思います。
1パターン目で力で押すと、相手の例えば体重が重かったり力が強かったりすると、微動だにしなくても、
または押せてもすごく力が入ったと思います。
でもこうして2パターン目で
グラウンディングして、手をを伸ばすと、
相手の方は、「なぜ抵抗できないんだろう?」と不思議な感覚で、手を伸ばされる、胸を押されるということを受け入れてしまうんです。
あなたは、なんの抵抗もなく、手を伸ばして、相手の方を押しのけてしまいます。
そして、僕たちが何か目標を達成したい、叶えたい夢がある、その夢に向かってスッと手を伸ばせるのは、こういうグラウンディングた状態の方が、望ましいんじゃないだろうかという
こともわかってくると思います。
心理的に体感する方法(実験2)
心理学的にこのグラウンディングというものを体感してみようということでこれもパートナーの方に協力してもらって簡単な実験のようなことをやります。
まずあなたが人から言われたらをまず傷ついてしまうようなネガティブな感情になってしまうような言葉を一つ選んで、相手の方に伝えます。
例えば僕の場合であればこういう説明とか話を上手にしたいという想いがある一方で、なかなかうまくできないというふうに思っているところがあります。
ですので「説明下手くそですね」「何言ってるか全然理解できません」とか言われると傷つきますので、相手にその言葉を言ってもらうように頼んで、
まずはグラウンディングなしでその言葉を開いてから、僕に伝えてもらいます。
パートナーの方にはできるだけリアルに、「真顔」だったり「嫌な表情」だったりで、言ってもらいます。
そうすると、これは「相手の方にお芝居してもらっている」ということは分かっていながらも、
グラウンディングせずにその言葉を聞いて、その表情を見ると思わず、「ぐはっ」とこなるわけです。
それを体感したうえで、次はグラウンリングして相手の方に同じことをやってもます。
そうすると感情の入れ具合がもう全く違いますので、
「やっぱグラウンディングって大事なんだな」ということが体感できると思います。
そして僕たちはポジティブな言葉を言われる、褒められるということでも心が動きますので、
こういう言葉を掛けられちゃう、褒められちゃうと思わず心がうわずっちゃう、そんな言葉・表情とかを、相手に「こういう風にしてください」と頼みます。
やはりこれも、「グラウンディングしてない状態」で言ってもらって、
今度は「グラウンディングした状態」で相手の方に同じ言葉をかけてもらう…
この2パターンをやります。
やはりグラウンディングのありなしで感情の動き方が違うということがわかってくると思います。
まとめ
以上のようにポジティブであれネガティブであれ、僕たちがエネルギーから受ける影響はグラウンディングの有る無しによって全く体感が違いますし、
感じられる人にとってはグラウンディングすることによって相手から受ける影響・エネルギーが流れていって地球にアースされているかのように感じられます。
まさに地球とのつながりを、グラウンディングすることによって感じられるんじゃないかと思います。
そしてもっとわかりやすいかもしれないのが先ほど一つ目の実験では、相手の胸をグラウンディングした状態で押すということを紹介しましたけれども、
逆にあなたがグラウンディングした状態で相手の方に胸を押してもらうということをやると、
相手が押せば押すほど、その力をあなたが吸収して、そして足を伝って地球に流れていく。
相手の「押す」というエネルギーを、流していくことによって地球とのつながりを体感しやすいということがあるかもしれません。
相手が力を込めて押せば押すほどそのエネルギーが自分をつたって流れていきますので、逆に気持ちよかったりするんですが、
これはグラウンディングしているからこその感覚だと思います。
まるで自分がエネルギーを通すパイプのようになって、地球にただエネルギーを流していく…
この心地よさが体感できるといいかなと思います。
グラウンディングするとネガティブなエネルギーも、中庸なエネルギーに
これは誰かから非難される罵倒されるということに置き換えると、
これもかなり大きなエネルギーを絶対量としては、相手が自分にあなたに向けてくるわけで、
通常であればそのネガティブの影響をまとめに受けてしまうのが普通だと思うんですが、
でもグラウンディングしていると
ネガティブなものも、ただ大きなエネルギーを通すだけということになってしまいますから
むしろ快感に感じられたりします。
なので、このことは、パワハラなどに苦しんでいらっしゃる方とかにはぜひ利用してもらいたいと思います。
僕もかつてサラリーもやっている時にそういうことがありましたけど、
グラウンディングを知っていて本当に助かったらと今から振り返っても、そう思います。
そういう観点から言うとその上司だった方も、「僕がグラウンディングする練習として胸を貸してくれた」ということになるわけです。
これを聞いてくださった方でグラウンディングを体感することに影響にもっていただいたら、
是非ご家族やお友達に協力してもらって胸ををさせてもらうとか、いろんな言葉を言ってもらうという実験をやってもらえたらと思います。
そしてグラウンディングしなければいけない状況に遭遇したり
そんな人に巡りあったとしたら、
グラウンディングをして、地球とのつながりを体感させてくれる機会なんだ、そういう人なんだなと、ありがたく受け止められたらいいかなと思います。
以上グラウンディングというともすれば、捉え難いものだったりすると思うんですが
こういう実験をすれば地球とのつながりも体感できるし、
グラウンディングの意義・意味も体感できるということでご紹介してきました。
少しでも参考になれば幸いです最後まで読んでくださってありがとうございました。
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