3次元世界脱出・この世の仕組み・審神者

「今ここ」とは(ヴィパッサナー瞑想、サマタ瞑想、禅、マインドフルネス、集中、ゾーン等々との関係)

審神者1stの2日目のテーマは「今ここ」です。

「今ここ」に居る、「今ここ」に在るとはどういうことでしょうか?

集中すること?ゾーンに入ること?
例えば「周りの音が全く聞こえなくなるほど仕事に集中した状態」は、仕事をする上では適切だとして
それは「今ここ」と言えるのでしょうか?

あるいは瞑想状態でしょうか?
ヴィパッサナー瞑想、サマタ瞑想等々、一言で瞑想といってもいろんな瞑想があります。
マインドフルネス、禅という言葉、概念、行もありますね。
ヴィパッサナー瞑想ひとつとっても個人によってその状態にはコントラストがありそうです。
ほとんど思考がわかない、無になれる人もいれば、思考が湧き続けることもあるでしょう。
思考は基本的には過去の産物(未来に関する思考であっても)、今居るこの場とも無関係に湧きうるものです。

今回の話は、僕らがそれぞれ、「どのような・今ここ」を望んでいるのかに関わらず、
望む「今ここ」に入るために参考にしていただけると思います。

「今ここ」とは何か?すごく根本的な話だからです。

今こことは?

改めて
一言で「今ここ」と言いうと
非常に範囲が広いと思います。

自分にとってどうだろう?私にとって「今ここ」とは何だろう?
と自問してみることは、スタートになりそうです。

また、何のために今ここを知りたいのか、何のために体験したいのか?も確かめておくと良いでしょう。
人によって結構違うはずです。

また、「自分の中の誰が?何が?今ここを求めているのか?」も良い質問となりやすいです。

そうしたことによって「今ここ」とは何なのかも変わってきそうです。
僕らが言う「今ここ」は基本的には概念で、概念である限りその意味は様々ですよね。

例えば
今こことは、過去にも未来にも意識がいっていない、今ここに在る
という表現は聞くことがあると思います。

ここから考えてみましょう。

過去・今ここ・未来の違いは?

では過去・今ここ・未来の違いは何か?
過去も未来も今ここにありませんよね。
僕らの頭の中にあります。

イメージで過去の場所に行ってその思考や感情に浸ったりできます。

また未来を想像して同じく思考や感情に浸れます。
「ここ」じゃない、どんな場所にもいけます。

過去に対して後悔する、未来に対して不安を感じる、ということに、僕らはこのように成功するができます。
だから、抜けたければ逆をすれば良いことも分かってきます。

どちらも『今現在に居ない』と言ったりします。

つまり
内的なイメージとして、例えばここにいない人の顔を見る、
内的な音・言語といった聴覚的な情報、
現在は秋で爽やかなのに、梅雨のジメジメした湿度を思い出したりといった内的な感覚
を使っている状態です。

未来も同様です。
「これからプレゼンがある」と思って始まる前から、何日も前だって緊張できたりします。

それに対して今ここは、今、風の音を聞いてる、においを感じる、今太陽を浴びている、その眩しさを視覚的に認知してるといった形で外的な視覚(肉体の目)、外的な聴覚(肉体の耳)を、外的な体感(皮膚・鼻)を主に使っています。

つまり外的な五感を使うことが多いです。

だから、今家族と、友達と、散歩をしていて、周りの人たちは「風が気持ちいいねー」と言っている横で、僕は来週のプレゼンが心配でしょうがない、今ここにいないということに、たくさん成功してきました。
「今ここ」に居ないプロフェッショナルだったと思います。

「今ここ」とは主に「外的な五感に集中すること」と近似できる

だから今ここは今現在リアルタイムで起こっている、基本的に外的な情報入力に気づいている量・範囲が大きいです。

主に外的な五感で構成されるので、
「今ここ」とは主に「外的な五感に気づいていること」近似することができます

内的な五感(様々な思考、心配、後悔、想像、思い出等)少なめまたは無い
外的な五感(景色等を見る・音を聞く・感じる・嗅ぐ・味わう等)多い、またはそれのみの状態です。

しかしあくまで「近似」であり、相対的です。

狭義の今ここ、広義の今ここ

ただこうして考えてくると、「今ここ」とは、もっと広い「今ここ」もあると気づきます。
それにそのほうが実際的で実用的です。
普段は、これを意識すればいいのでは、と思います。

つまり、過去に意識が飛ぶ、
未来に意識が飛んで、内的なイメージや音が構築される、
それも全て「今ここ」で起こっている、ということです。

この図でいうと、ニコちゃんマークの、過去現在未来を超えた意識です。

さらに真理から言えば、内側も外側もありませんし、僕らが思ってきたような過去も、現在も未来もありません。
こうしたことは僕らが自分で調べていけば明確になってきます。
そのような意識からすれば内的な五感だろうと外的な五感であろうと、
実際、全て今ここに起こっていますから
過去未来に意識が行っても、今ここであります。

ただ過去または未来を構築する内的な視覚イメージ、思考、音、それにまつわる感情=体感だけにとらわれていて、
今目の前で話しかけられていることに気づかないとか、
そういった状態だとこの広い意味の今ここではない、といえそうです。

だから、この狭義の狭い意味での今ここだけでは、多分本当には今ここでは無い可能が高いです。

なぜなら僕らの中で基本的に思考はゼロになら無いからです。
もちろん瞬間的になる事はできます。
ただそれで、日常の全てを送る事は、現実的では無いと思います。

「今ここ」の実用的・実際的なレベル

実際、完全に外的な五感に集中して今ここに居るように感じることがあっても、
常に水面下では内的イメージを見たり、音を聴いたり、言語活動も行っています。
それらに気づくことができるかどうかの方が現実的なのではないかなと思います。

なかなか思考はゼロにならない…
意識のどこかで過去や未来にもアクセスしています。

このことも自分と言うものを観察していればよくわかることです。
基本的にそれは意識的、無意識的な質問によって生じています。

この「今ここ」と言うテーマにおいても、「質問の本質の授業」の内容は、土台になります。

これを切り替えている意識があります。
確かにあるのですが、僕らは、それに気付けているでしょうか?

それは誰なのか?
気づていくとしたら怖くなりませんか?
もし怖さがないなら既にそれを超えているか、まだ到達していないか?どちらだろうと思います。

 

「今ここ」から「世界はイリュージョンだった」と気づく

この「今ここ」と言うテーマを通して外的五感、内的五感に気づいていくと、人間体験はそれでしかないことが明確に分かってきます。
これだけで、少なくとも「自分と言う体験」「自我がある」ことは、幻想であると明確にわかるでしょう。
つまり「その自分が体験する世界」もイリュージョンでしかなそうです。
(とても残念ですが😢)

この段階で世界そのものがイリュージョンだと看破する必要もありません。
まずは自分にだけに集中すればいいと思います。

「今ここ」お好みのレベルは?その操作者(意識)であろう

この真理に気づこうとすることは、「質問の本質の授業講座3.0」の後半で見出そうとすることであり、
現世的に日常でセルフコーチング的に使うには、講座2.0パートの「タイムフレーミング」が例えばあります。

「質問の本質の授業講座3.0」の各理論・ワークと合わせて使ってみてください。

では審神者1stでは
この外的内的五感に僕らが実際どこまで築けるか、できるだけ丁寧に見て聞いて体験していきます。

「今ここレベル」その操作者(意識)でいましょう。

 

各講座について

心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。

(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座

本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。

5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。

(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座

ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。

(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座

そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。

「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。

POSTED COMMENT

  1. yokoりん より:

    こんばんは^ ^

    先日の今ここのワークで、私は端末だと感じたことについて補足とその後の展開を少しシェアさせていただきます。
    ‥‥

    今ここのワークを始めると、だんだんこの空間とそこにいる私は、目も耳も鼻も皮膚も内も外もすべて精度が上がった感じがしてきました。すごく鮮明なんだけど、同時にここは知っていると思っていたけど初めて出会う景色みたいで、その景色を感覚すべてを動員して調査探索してると感じ始めました。

    自分の目で見ているようだけど、なんか少しだけいつものリアルじゃない気がする。

    瞬きするスピードを早めたり、右の鼻の穴だけで息を吸ってみたり、左と比べたり(右の方がシャープ?)など、私という五感センサーで探索してる。

    この感度はもっと磨けそう、感度を磨くにはセンサー自体も磨く方がいいなぁなんて思いながら。磨いていくとどうなるんだろう。

    …という感じでした。

    そして、ワークの2日後、朝起きてすぐに「今ここ」が過去と繋がったんです。

    20年以上前、病気になって命の危機を感じ精神的にピンチだった時がありました。
    その不安な気持ちに神様が大丈夫だよ!と答えてくれないかな〜と空を見上げながら歩いていた時の自分が急に湧き上がって来て、あ、繋がったって。
    今、あの時の自分が同時にここに居ると感じました。

    当時は「大丈夫だよー」とはハッキリ答えてくれなかったけど、雲の合間の陽の光がなんとなく穏やかで安心とまではいかなかったけど見守ってくれてた気がして…

    あの時、結局不安は解消されなかったけど、今私はめちゃくちゃ強くなっていて、あの時の弱っちい私を優しく見守ってたんだとわかったんです。そして私たちは泣きながら抱き合いました。

    そんな展開…

    一見ワークとは関係無さげですが、自分中では連動している感がって、どういうカラクリになってるのか説明不能ですけど、私にとって本当のことなので良しとします(笑)

    おかげさまでとても面白い体験がでました。ありがとうございました。

  2. Kei より:

    今ここの詳細なシェアをありがとうございます!
    五感の精度があがる、鮮明になる…調査検索というのもすごくわかる感じがします。
    鼻の左右のどちらかだけで呼吸してみるというのも面白いですね。
    ほんとセンサーを磨いていくとどうなっていくんでしょう。
    僕たちは意識でそうとう遊べるなと思ってしまいました。
    考えてみれば
    旅行に行くことも、
    何かおいしいものを食べたいと言うのも、
    感情であり、結局のところ意識がどうなるか?に落ち着きます。

    いわゆる薬物を接種したいという欲も、意識をそういう意識したいからだろうと想像します。

    得たいのは、意識の変化。様々な意識を体験したい。ずっと同じだとつまらない。

    このファーストでは、イエスノーシグナル・叡智の声を聞くまでは、
    ずっと今ここを追求していけばじゅぶん感情を養えるくらいなのでは?とも思ってしまいました。

    ワーク2日後朝のこと感動ですね。
    病気のことは相当大きなご経験だったのではと思います。
    時間の同時存在、相互干渉…
    映画「インターステラー」かのようです。
    このタイミング、内容的に、何か「今ここ」と連動するところがあるんでしょうね。
    シェアいただいて本当にありがとうございます^^

    • yokoりん より:

      Keiさん返信ありがとうございます。「インターステラー」観てなかったので観てみます^^
      クリストファー・ノーラン監督作品でしたよね。「インセプション」と「TENET」を観ましたが、どちらもこの世界のカラクリをちょこっと教えてくれているような感じがしました^^

      • Kei より:

        監督、ノーランさんですね!
        有名な方なんですよね。
        僕の場合はTENET見てないで見てみたいです!
        時間があればこうした映画が好きな皆さんで集まって語り合いたいです。コメントいただきありがとうございます^^

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ご意見・質問・感想はどんなことでもお気軽に^^(メールアドレスが公開されることはありませんのでご安心ください。日本語が含まれない文章[英文のみ等] は投稿できません。)