今回は
「まだワンネスを知らない個人として、いかに個人からワンネス・非二元へ移行するか?」
ということを、書きたいと思います。
僕が辿ってきた過程であり、誰でも再現できる道になっています。
(この話は動画でもシェアしています)
ワンネスに浸る・思い出すシンプルな道
「ワンネスを思い出したい・体感したい」と思っているのは誰?
まずこの話の前提として
誰が(何が)ワンネスへ移行したいと思っているのか?
を明らかにします。
これを自覚できることがワンネスを思い出すには
僕には「一番の近道」でしたし、
これだけで行けるっていう人もいると思います。
つまりは…
↑
この図でいうと
- 「目の前にリンゴがある」といった現象界を見て、ときには人間的にジャッジをしたり
- Aさんという人に会っているようで、実は自分の世界のAさんに会っていったり
- 内側の独り言をきたり、
- 思考を聞いたり、見たり、
- 不安というバイブレーションを感じたりしている
赤い編みかけの部分の「この私」がいます。
「この私」が
「ワンネスを体験してみたい」とか、
「非二元の教えを生かしたい」とか
「ワンネスの視座から捉えたら、こうだろうか??」とか
考えたりします。
(本当は最初からワンネスでしかありえないのに…だから青空にかかる雲みたいなものです)
ワンネスは「事実」なので、
本当は「その視座から捉える」といったものではないです。
もちろん、わかったうえで便宜上そう表現することはあると思いますが。
次に「純粋観照意識」に気づき・浸って行く
そして
誰がワンネスを思い出したいと願っているのは、
本質の僕らじゃない「この私」だとかわかったら
次には、「この私」が
いつも常にある「純粋観照意識」をいかに気づいていくか?
になります。
この図でいうと、中心の黄色い点です。
台風の目のように、周りで感情の嵐が吹いてても、ここは静かで
ワンネスの入り口になるものです。
(参考:光も闇も超えた真実の自己/純粋観照者を体感する-正反統合ワークオンライン講座)
そして
この気づきが増すたびに
自分が「個」だと信じていたものが幻想だったと
体感していって幻想が薄まって、
「現象界に対するグリップ」も緩んでいきます。
そのために「この私」として知って・体感しておくいいでしょう、というものが
心理学的に、生物学的にも、全脳一致状態をできるだけ体現していくことです。
ワンネス・純粋観照のまえに「全脳一致」
全能一致
=顕在意識・潜在意識のラポール・統合が取れていくと
顕在意識・潜在意識の間の戦いが解決していきます。
だから
自ずと悩み、葛藤、症状といったものがリリースされていきます。
この図で言うと下に行くほど、
「この私」にはわかりにくいです。
例として
「よく食べるね」って人から言われたとして、「この私」にわかるのは、
例えば
「そう言われて恥ずかしくなった」とか「失礼だなと思った」
ということです。
その深層部分には食べることに対するなんらかのわだかまりがあります。
ですが、
実はこの部分はワンネスをちゃんと知ってて「この私」にもちゃんとワンネスを思い出せるように
サポートを差し伸べてくれています。
(このことはワンネス体感ワークで明らかにわかります)
1)心理学的に
心理学では例えば
「こういう行動を取る人は、こういう心理構造を持ってますよ」とか
「こういう行動を取る人のうち、70%はこんな人ですよ」
心理テストであなたはこういう人です、って診断してもらうこととかは、
「この私」からするとわかりやすくて、つい興味を惹かれます。
たしかに参考になるところはあるとしても、
宇宙で唯一無二の存在である僕らのためになるのか、本当にはわからないところがあります。
でも、
僕ら一人一人が自分で、主体的に内側とコミュニケーションして
「こうだ!」って発見して、深層を理解して、
全脳一致していくための心理学であれば、体の症状が一瞬で治るとか起こり得ます。
少なくとも僕はすごく役立ってきました。
僕らの多くは長く眠ってきたので、
自分の外に主導権を持ってもらうことが当たり前になってて
つい自分の主観的な事実よりも、外の客観的な論文で「8割がこうですよ」といったデータのほうが正しいと思いがちでした。
その方が安心で楽だったので、
自分の中で答えを探すのは最初は確かにしんどいかもしれません。
でも一度成功体験ができると「この私」がやる気になりますので、
ぜひ「この私」に最初の成功体験をさせてあげていただきたいと思います。
2)脳機能・構造的に
そして、
脳の構造から言っても
脳の深い部分ほど自然と一体で、ワンネスそのものですし
体温調節とか、いわゆる恐怖といわれる波動を起こすかどうかとか、
僕らになんらかの症状を引き起こすかどうか
も握っています。
生物学的に言って
脳幹、小脳、延髄あたりは原始的に部分ですけれど
実は生命の歴史、データが全て詰まってる、叡智が詰まった脳だ、
とも言われてて
僕はロマンがあるなと思います。
人間は大脳新皮質が発達していますので、ここが主導権を握ってると錯覚していますけれど
実はぜんぜん握ってないです。
ほぼほぼ無意識の操り人形のようでもあり、やっぱり「この私」もワンネスの表現でしかないす。
だから「この私」としては、
- この脳の深い部分が何を言ってるのか?
- 何ためにこの症状を起こしてくれるんだろう?ってアクセス・理解していって、
- 全脳一致をできるかぎり体現していく
ことは
僕にはすごく役立ってきたなと思います。
彼らがあらゆることを何のためにやってくれてるか?
質問の本質の授業とかワンネス体感ワークの受講生の方は
シェア会で、「うんうん!」とうなずいてくれましたが、
やっぱりすべてはワンネスを思い出すためなんです。
人間に近いペットになるとちょっと違ってくる場合もありますが
野生動物たちは自然と一体でワンネスそのものですよね?
人間のようには大脳が発達していないおかげです。
知らないのは人間の「この私」だけで、
「この私」さえ、脳の深い部分が何を言ってるか?理解を深めて、
肉体的・マインド的課題もクリアしつつ、
実はその根底はワンネスそのものだったと、
徐々にでも確かめていけばいいわけです。
これは誰でも自分で確かめられて、その確かめる先に純粋観照もワンネスあります。
(参考:
・光も闇も超えた真実の自己/純粋観照者を体感する-正反統合ワークオンライン講座
・ワンネス体感ワークオンライン講座)
なので、
こうして脳の深い部分にアクセスするための心理学はすごく役立ちますが
だれでもいつでも始められる最小の心理学が質問することです。
この過程をもう少し平易に言うと
- 自分を理解する
- 自分に注意を向ける
- 本質は何なのか?本当は何が起こっているのか?
できる限り真実に近づこうとする
ことです。
個(レベル0)〜ワンネス(レベル3)とは
レベル0では
外・現象界が完全に実在で、完全に外向き意識だったのが
(最初は本当こうとしか思えないが本当辛かったですよね?)
レベル1では
実は内側で起こってること=脳内で駆け巡る電子の流れがあるだけで、
脳内で生じる「意味づけ」が実行力を持つことが本当の「真実」に近いことなんだ!
って体感して、
(でもだからと言って外を全く見ないわけじゃないです。雨が降りそうなら傘を持っていきますし、風邪をひいたら有り難く休みます)
レベル2では
その先に常に現象を(自分のマインド・内側を含めて)観照している意識があることに気づいて、(真ん中の黄色い点ですが)レベル1よりも純粋観照の機会が増えていきます。
このあたりで、覚醒とか統合ってなんなのか?誰が何のために統合したいと思っていたのか?にも
もっと気づけるようになってきます。「今まで眠りの中で統合してたな」とか愕然とするかもしれません。
純粋観照に気づくとワンネスは本当に近くなります。
そして真実に近いのは、目の前の人と直接やりとりしているようで、
実は僕らの正中線上の一種のエネルギーとか情報の流れがあって
(これも見かけなんですが個人としては)これで相手の人と、宇宙とやりとりをしていることが
なんとなくでもわかってきます。
それに現象界の他の人とも「言葉そのもの」とか「動作そのもの」でやりとりしてるんじゃないんだなってことが腑に落ちてくるので、
現象界を生きるにしてもすごく実用的な感覚になります。
僕はこうしたことを、未来の自分というアバターを通じてハイヤーから諭されたことがありました。
(僕らって本当、結局のところ、エネルギーとか、雰囲気とか、波動でやりとりしてますよね?
「初めて会う人に対する第一印象」でけっこうわかっちゃうとか、
全然詳しくないアートとか陶芸になんか感動するとかも
「この人話すの下手だけれど、なんか伝わるな」とか、あったりしますよね。
それって個人でも高次の意識からとか、集合無意識の影響だったり、
単純に直感とか、インスピレーションって、片付けられてるもの、どこから情報がきてるんだろう?と思います。)
そして…
レベル3では
純粋観照すらワンネスから生じている・すべては初めからワンネス以外であり得なかったと体感することになります。
初めからすべてワンネスでしかないのに、この個人がいまだに現れるのは不思議で仕方ない、
ワンネスだけれども個も楽しめる、
御釈迦様の手のひらで孫悟空が走り回るような感覚です。
または
小さな子供かぺっとのワンちゃんが部屋の中を自由に走ったり遊んだり、それを眺めてる親か飼い主になってると想像してみてください。
彼らのことを「楽しそうでいいな」と思うと思いますが、
でも大人の僕らもワンネスという親に、いつ何時も見守られている(もしワンネスを想像しにくかったら、自然とか地球・テラに見守られている)と思ってみてください。
でも、相変わらず個人の肉体がありマインドが生じますし、純粋観照にも、浸れます。
ワンネスを思い出すと、人間的なジャッジもなくなるんですか?
ここで、
「ワンネスを思い出しちゃうと、もう、人間的なジャッジもなくなるんでしょうね?」
ってご質問をいただいたりします。
確かに「これまでとまったく同じジャッジ」は生じるはずはないです。
そうとう変容してしまってますから。
ただ、そのご質問のジャッジって「何を意味するのだろう?」というところがあります。
例えば、
これから外出なのに雨が土砂降りで嫌だなっていう思考・感情が生まれたとします。
これを人間的なジャッジといってもいいと思います。
例えば野生の動物なら、空腹で餌を探さないといけないなら、
雨の中でもなんのジャッジもなく行動しそうです。
でも人間がもし雨に濡れて不快に思わなければ、傘とかカッパというものも開発されなかったかもしれません。
冬の雨に濡れたら風邪をひきやすくなるはずで、雨が嫌だなと言うジャッジのおかげで僕らは便利な生活ができているとも言えそうです。
僕はつい最近、あるお店のトイレで手を洗っていたら、
後から20歳ちょっとの男性がやってきて、手をバシャバシャっと洗って、ペーパータオルを3枚くらいバっ!てとって、バババっ!って手を拭いてゴミ箱に捨てて行かれたのをみて、
僕は、「あ!3枚も使って!」と思いました。
「手の雫をしっかり切って、丁寧に吹いたら1枚で十分なのに!」っ批判的な思考が出てきました。
正確には、そうした思考が生まれるのを、僕はその生まれる瞬間を観照している意識があって、それすらワンネスが起こしていたわけですが、
この話って「それってジャッジですよね」と言っても差し支えないと思います。
「この僕」というマインドはの場合は、
わりと環境のことを気にする性質をもってるので、そうしたペーパータオルのようなものは普段から極力使いませんし使うとしたら1枚で済ませます。
風で乾かすハンドドライヤーも電気を消費するので、基本的にはハンカチを使ってきたっていう過去があって、「環境に配慮するような個人」が表現されがちなんです。
こういう行為を野生生物ならもちろんなんのジャッジもしませんし、
幼い子供でもジャッジせず、むしろ「ああやって紙を何枚か使って手を拭くのか」
って学ぶかもしれません。
ここは動物と、人間の子供と大人、それぞれ肉体・マインドの機能が違うので、
(例えば動物なら喉が乾けば道路の水たまりの水を飲めますが、人間はそれに耐える肉体を持ってませんので、ここから違います)
また、動物と違って、人間の大人のマインドは10年後、100年後の地球環境のことも考えたりすることは(それが本当の意味で役立つかどうかは別として)、
ワンネスの表現として自然に生じます。
だから
「ワンネスを思い出すと(浸ると)、ジャッジがなくなるんですね。」というときのジャッジが何を意味するかにもよるんですけれど、
人間としての特徴がすべてなくなって、無になるようなことは、
ほぼ無いんじゃないかなと思います。
ただ、
純粋観照者意識に立つ機会は格段に増えますので、
自分の思考を観照しますし、
いわゆる現象界というスクリーンから距離ができてしまいます。
さらに、そこから「自分という現れ」を観照していると、「あ、この観照すらワンネスの表現だな」って気づきも、現れるようになってきますので、
けっこう、大きく(見た目ですが)個人の変容を、レベル1、2、3とそれぞれ体験することに、僕もなりました。
個人100%〜ワンネスを思い出す・浸る過程(手法)
レベル0〜1への移行
僕のたどってきた道では、レベル0〜1では、主にはNLPという心理学でした。
本当に個人として起こってるのは脳内の電子の流れですね。
これだけで個人の問題は本当解決しやすいですし(たとえばトラウマを解消するとかは結構すぐにできます)、現象界もけっこう薄くなります。
そして、
潜在意識の深い部分、叡智が(ここは宇宙と、ハイヤーと直接つながる部分ですが)何を
言っているのか?
できるだけわかるようになる練習にもなっていますから、これには本当に助けられてきました。
レベル2〜3への移行
そして
レベル2〜3への移行には、
まず正反統合で純粋観照意識に立つこと、
それからワンネス体感、ワンネスを思い出すことがありました。
でも振り返ってみて、
NLPって1年ラインセスコースに通ってその後も数年は結構勉強してましたけれど、
結局のところ、レベル1〜3まですべて、質問で賄えるんです。
NLPも、正反統合ワークも、ワンネス体感ワークも
いわゆる統合ワークも、本当に質問でできています。
(参考:「世界で最初に受けたい質問の本質の授業オンライン講座」)
デフレーミングという最小の心理学・最小の覚醒
質問の本質の授業では
例えば
デフレーミングという概念、手法をお伝えしています。
デフレーミングは、
質問をうまく使って
心理的フレーム、思考の枠組みから出ることで、
最小の覚醒にもなります。
僕らは、
個人的な思い込み、社会的な洗脳、宇宙的な洗脳とか
常にありとあらゆるフレームにはまってしまっていて
その中で本当に限定的に思考したり、感じたり、させられています。
このフレームすべてを解体していって、
一番大きなフレームは、私と言うフレームで、その外は全体性・ワンネスです。
ということで、
僕がたどってきた過程と、
ワンネスを思い出したいと言ってるのは、本当に「この私」だけで、
純粋観照意識は常にありますし、本当はワンネスでしかないです。
この図で言うと
一番上のちっちゃな顕在意識で、
深い層のみんなはちゃんとワンネスだとわかって、
あらゆる感情・衝動を起こしてくれています。
ワンネスを知らないのは「この私」だけだとわかってしまって
あとは内側を探求するだけ=つまりは意識を向ける、
そのためには質問するだけで、
みんなが答えてくれますので、
これだけで「ヒントになる」という方もいらっしゃると思います。
実際、ワンネス体感ワークも、メインは「内側への問いかけ」で構成されています。
内側でコミュニケーションするところから始まります。
ワンネス体感ワークはその一連の問いかけが体系的にまとまっていますが
「この感覚は何を言いたいんだろう?」とか「本当に起こってるのはなんだろう?」「どのような導きになってるんだろう?」とか
質問することはいつでも始められますし、
そうした志を持っている人たちと触れ合うものいいと思います。
現在、各講座では受講生を募集しています。
いわゆる、2021年の年末・冬至がひとつのターニングポイントだと言われます。
そして2022年、23年くらいの数年は過渡期となり、現象界いわゆる「二極化」と言われるような「見え方」になりそうです。
あくまで見え方ですし、宇宙は個人主義なので、このタイミングを生かしてもいいですし、すぎたからと言ってもなんの問題もないと思います。
どのような決断をしても、僕らはワンネスという親に完全に見守られています。
その加護の中、僕も心惹かれることをやっていこうと思っています。
今回の記事はいかがでしたか?少しでも参考になるところがあれば幸いです。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。