本稿では、
思考から離れずして離れる、俯瞰せずに俯瞰する方法として
- 魂の自分、叡智の声を聞くこと
- 見えなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえ、感じられなかったものが感じられるようになること
- をしていくと、自然と思考から離れ・俯瞰状態になる
という話をしています。
(音声はこちら。移動中などに聞きたい方に)
思考から離れずして離れる、 俯瞰せずに俯瞰する
「思考から離れる・思考を俯瞰する大切さ」について、
今でもよく言われると思います。
そこで今回は、僕の最近の気づき・体験も含めて、「思考から離れる・俯瞰する」ことについて、「直接的」にはあまり聞かない方法・コツのちょっとしたことをシェアします。
(しかし考えみれば「当然」の話でもあります)
この思考から離れるとか、俯瞰することはとっても基本的なことです。
ある程度はできないと相当辛いと思います。
僕自身が、思考と全く脱自己同一化できないところからスタートしました。
思考に完全に自己同一化してしまっていました。
だからこそ眠ることも、悩むことも何かがわからないと言うことも成功していました。
相当やばいです。
今ちょうど審神者ファースト&セカンドと言うオンラインコミュニティで
「思考から離れる、俯瞰する方法」を何パターンか練習してます。
ファーストの方では、心理学的なアプローチとして、
その中でも、
- ビジュアルを使ったもの、
- 音、聴覚感覚を使ったもの、
- 体の感覚を使ったもの
- さらに、その全て組み合わせて使ったもの
があって、
それだけでも結構バリエーションがあります。
僕たちの五感の使い方は、それぞれ癖があります。
- ビジュアルが得意なのか、
- 音を使ったものが得意なのか、
- 体感覚が得意なのか
(中には、嗅覚、味覚が得意な人もいます)
なので、そしてこうしたことを教えてくださる先生たちにも五感の使い方の癖が基本的にはあります。
その中で先生たちが「こうするといいですよ」と言うことをお伝えしてくださいますが
僕らが、受け取る側としては感覚が合わなかったります。
どういう五感の使い方が得意か?によって、
その先生の伝えていることが
そのまま使えるかどうかは変わってきます。
でも、僕たちがそういう五感の使い方がそれぞれ違うんだということがわかっていれば、
先生の教えてくださることを、自分なりに調整してカスタマイズして生かさせていただくことができます。
審神者ファーストでは、こうしたコツも含めてもシェアさせていただいています。
そのファーストとは全然分野が違う、一線を画すのが審神者セカンドの方です。
すべての五感を脱したところ(五感じゃないところ)から俯瞰すると言う、
ちょっと特殊なことをします。
そうした審神者ファースト&セカンドでいろいろなバージョンを実践練習するんですが
今回はそれともまた違う話になります。
魂の自分、叡智・本質の声を聞く(思考から離れない・俯瞰しない)
それは一言で言うと、「思考から離れる、俯瞰する」と言うことを『しない』と言うことです。
別のことをやるんですが、
結果的に思考から離れる、俯瞰すると言うことになります。
ではどうするか?と言うと、
この話題で言う思考とは、自我的な、エゴ的な浅い思考のことを言っている場合が多いと思います。
浅い思考は、内側ではとてもわかりやすく大きな声で、ある種うるさく聞こえることが多いのではないでしょうか。
そういった「思考から離れようとしたり、俯瞰しようとしている」状態だと思います。
つまり僕たちの魂の自分とか、意識の深い部分、叡智の声としてやってくる声、イメージ、感覚、エネルギーなどから、離れようとか、俯瞰しよう、とするわけではないと思います。
という事は、
そういう深い部分が発するメッセージ
魂の自分に気づけるようになる、といった練習をしていくと
僕たちが自己同一化する対象が、
意識を向ける対象が広がりますから、
結果としてこれまで使い慣れてきたかもしれない、
自己同一化しすぎてしまったかもしれない、
浅い思考、自我的・エゴ的な思考から離れられる
と言うことです。
魂的なところに意識を向けながら、これまで通り浅い思考とがっちり一体でいることはできなくなりますよね。
内側のかすかな、静かな、精妙な声に意識のチューナーを合わせながら、
浅い・荒い声に思考に今までみたいにほとんど100%合わせる事はできなくなりますよね。
周波数を合わせるとしてもその割合が低くなるはずです。
もちろん意識は多層で両方同時に合わせることも可能です。
例えば本質の声50%、エゴ的な声50%、と言う感じです。
従来的なエゴ的な声どっぷりではなくなるので、結果として離れることに、俯瞰することになります。
- 直接的なその場ですぐにできる、俯瞰する方法も練習しますし、
- これまであまり聞いてこなかった深い、精妙な、かすかな声、イメージ、感覚にも気づく練習をしていきます。
聞けなかったものを聞こうとする、見えなかったものを見ようとする、感じられなかったものを感じようとしていきます。 - 例えば肉体で言うと、肉体だけじゃなくて、周辺の空間を感じようとすることです。
こうしたことは、
- 身体症状と向き合うワークショップで、肉体的な苦痛から離れたり、軽減して感じられるようになる練習方法(こんにゃくゼリー状態)
- 審神者ファーストでの『今ここ』を突き詰めると『五感の海』から抜けて気づく『五感外の世界』
に通じます。
こうして振り返ると僕もさまざまな試行錯誤してきて、いろんな先生の教えをどうにか自己適応してきたんだなと思います。
最大の自己に立つ→思考エゴを俯瞰せざえるをえない
改めて、直接的に、思考から離れようとする、俯瞰しようとすることももちろん良いです。
一方で、「普段聞き慣れている・自己同一化しやすい思考の声」しか聞こえないところから
最初はかすかに聞こえたり、聞こえたかどうかよくわからない、深い魂的な声が聞けるようになって行くことも
良いのではないかと思います。
- 聞き慣れている・自己同一化しやすい思考の声しか聞こえない
↓
- 微かな声・音、イメージ、感覚も受け取れる状態=自然に思考を俯瞰できる
これをもし日常的に
練習する機会があるとすれば、
僕たちが「薄々わかっているんだけどなぁ」
と感じるような場合です。
「本当はこっちなんだろうなぁ」
「本当は行くほうがいいんだろうけどな」
「行かないほうがいいんだろうけど」
と思うような時、実は深い部分からの声をキャッチしているのではないでしょうか。
「本当は食べないほうがいいとわかっているんだけど」
「本当はアクションを起こす時なんだけど」
そういう薄々わかってるんだけどという時ありませんか?
それをもっと明確に聞くと言うことで、
例えば、審神者ファーストではイエス・ノーシグナルを受け取る練習をします。
普段の自我的な思考だけだと決断しにくいことがしやすくなったりします。
その前には、オーリングテスト、筋肉反射テストなどで、なかなか純粋にテストができない(自我的な思いを反映してしまう)失敗をしてきてました。
それでも、意識の多層性に少しずつ気付けるようになってきたように思います。
例えば、魂の自分は、
意識の浅い部分と深い部分がやりとりしているのを眺めています。
こうなると、思考から離れていていよう、俯瞰していいようと言うこともやりやすくなるんじゃないかと思います。
これは体の症状においても、同じ原理で働くところがあります。
自分の肉体を超えた部分を思い出していくこと、
質問の本質の授業では、例えば「最大の事故を思い出す」瞑想ワークも体験します。
オンラインコミュニティ審神者ファースト・セカンド第3期は
12月・1月・2月での開催を企画しているところです。
また、すごく関連するワークショップとして
「身体症状・苦痛と向き合うWS」を9月の終わりに開催したところです。
皆さんのワークショップの中でのご感想や、その後のコミュニティーページでの書き込みやご質問も触れさせていただいて
「開催して本当に良かった」と思っているところです。
キャンセル待ちをしていただいて、第二回の開催についても希望いただいています。
「身体症状・苦痛と向き合うWS」第2回は10月31日(火)13~15時で今計画しているところです。
詳細が決まったらこのブログでもお知らせします。
僕(の自我)も開催を楽しみしています。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。
よろしくお願いします。
ピンキーさん
こんにちは。
オンラインコミュニティ審神者第3期と、病即是神WS第2回、案内希望という理解でよろしいでしょうか。
詳細が決まりましたらお知らせさせていただきますね^^