医療従事者の方でコロナ言われのない偏見・嫌がらせを受けたときに
ネガティブな感情・心の傷を癒すイメージワークをシェアします。
トラウマになるようなキツい経験には、2重・3重の安全装置が必要ですが、
- 言われたことを繰り返し思い出してしまうとき
- 日常的な家事が手につかない、
- 仕事に行きたくない…後ろむきになってしまった時
- 心が少し傷ついているとき
と言ったときに使っていただければと思います。
(思い出すだけでも苦しくなる、といったケースにはセラピストなどのサポートを受ける方が良いです。)
(この記事の内容は動画でもシェアしています)
医療従事者の方、コロナで偏見、差別や嫌がらせされた心の痛みを癒す3分イメージワーク
医療従事者の方でいわれのない差別や偏見を受けて落ち込んでしまったり心に傷を受けてしまった方のために
PTSDとかトラウマの解消などカウンセリングの現場でも使われるイメージワーク(その一部)を紹介します。
僕自身も過去にレイプされかけた女性のトラウマの解放のお手伝いに、このイメージはこうやってもらったことがありました。
この方は、「複数の男性に車に連れ込まれて本当に乱暴されそうになった」かなり恐怖体験だったので、その事件から10年以上経った後でも、
フラッシュバックでそのときの光景が蘇ってしまって、恐怖で仕事ができなくなっている状態でした。
しかしそれがカウンセリングも含めてこのワークをやって、1時間程度で完全に立ち直ることができたんです。
「本当にきついトラウマ」は、ワークをする間にもフラッシュバックして、過呼吸になったり精神的に負担になってしまわう心配もあります。そうならないように安全装置を2重・3重にかけつつワークをやってもらうようになります。
今回はここでシェアできるのは、感情をケアする「原理そのもの」は全く一緒なんですが、安全装置がないバージョンになりますので、
医療従事者の方で本当にトラウマやPTSDになるくらいきつい扱いを受けた場合は、今回のワークはしないでください。
ですので今回ワークをする対象としては差別的な扱いをされて、例えば
- そのことで頭がいっぱいになって、繰り返して思い出してしまうとき、
- 嫌な気持ちになって本当に日常的な家事をするときもずっと手に付きにくくなるとき
- 仕事に対して後ろ向きなイメージを持ってしまう
など、
少し心が傷ついている時にこのワークを活用してもらえたらと思います。
偏見や差別で傷ついた心を癒すイメージワーク
イメージワークの原理
まずこのワークはどういうものなのか簡単に説明をしておきたいと思います。
これは「誰かに心ないことを言われた」とかネガティブの経験を、
「ある独特の思い出し方」をします。
それは、「イメージを巻き戻して再生して見る」ことです。
このイメージの仕方をすると、レム睡眠(Rapid Eye Movement=急速眼球運動)の時のように目が素早くギョロギョロと動きます。
脳科学的にも、眼球の運動は、記憶の整理と密接に関連していると考えられて、
実際のセラピーでも一般的に体感されます。
僕たちは眠ることによって心の傷を癒していくわけなんですが、それはこのレム睡眠の時に駅奥が整理されていくことによって何かネガティブな経験があってもすっきりするっていうことが言われています。
ですのでちゃんと睡眠をとれる人は精神的に落ち込んだりうつ病になるっていうのはにくいんですよね。
目と脳は、密接に連動していますので、この作用によって、誹謗中傷を受けたという記憶から、ネガティブな感情(心の傷)を取り除いていくことができます。
例えば実際にニュースで報道されていましたけれど、
ある看護師の方がお子さんと公園で周りの人と離れてソーシャル
ディスタンスを気にしながら遊んでいたそうです。
この人は感染症の病棟ではなくて直接コロナウイルスに感染した患者さんとは接してないんでけど、たまたま公園にその病院の看護師だって知ってる人がいて、その人が近づいてきて「◯◯病院の看護師さんですよね?公園で遊ぶのは自粛してもらえませんか」てクレームのようなことを言われたそうです。
その看護師さんを仕方なくことも家に連れて帰って、色々考え悩んだそうです。
病院に勤務しているというだけで公園で遊べないなんて…
こうした記憶は非常に感情を揺さぶりますので、本当にこう僕たちの心の中に残ってしまう経験になります。それでも、時間が経てばだんだん気にしなくはなるんですが、何日も何日も考えてしまっているかもしれませんね。
今回紹介するワークではこうした記憶に取り付いてしまっている
僕たちの感情をクリアにする浄化するっていう作用があります。
ネガティブな感情をクリアにしますので、
「言われたことを繰り返し繰り返し思い出してしまう」っていうことはなくなったり、
思い出したとしても平然と思い出せるようになります。
最初に紹介した強姦されそうになった女性の例を出しましたが、
この女性も、仕事をしていると過去の映像がフラッシュバックしてくるということがあったのですが、
ワークを通じてなくなったというわけです。
コロナウイルスによる偏見・差別での心の傷を癒すイメージの見方
記憶を巻き戻し再生する
では実際にどのようにイメージを逆戻しにするかです。
上記の「公園で遊ばないでもらえますか」って言われた看護師さんのことを例にすると、
イメージとしてみるのは
ネガティブな経験をする少し前:子供と普通に楽しく公園で遊んでいるとき
↓
問題の人が近づいてきて「◯◯病院にお勤めですよね。こういう時期ですから公園で遊ぶのは自粛してくれませんか」と言われる。
↓
嫌な気持ちになって、子供をつれて家に帰るために公園から離れた。
そのように、出来事が起こる前から後までを一連のイメージとして思い出しますが、
これを逆戻しで思い出していくわけです。ですので、
嫌な気持ちになって、子供をつれて家に帰るために公園から離れた。
↓
問題の人が近づいてきて「◯◯病院にお勤めですよね。こういう時期ですから公園で遊ぶのは自粛してくれませんか」と言われる。
↓
ネガティブな経験をする少し前:子供と普通に楽しく公園で遊んでいるとき
※くりかえしになりますが、こうして嫌な出来事を思い出しますのでPTSDとかトラウマのように厳しいものに関しては実際のセラピーでは本当に安全装置を二重三重にかけてから思い出してもらうということをやります。
でも今回のこの動画のシェアではそこまでフォローできませんので、思い出すだけで過呼吸になってしまいそうとか、動悸がするとか強烈なものに関して扱わないでください。
だから普通に思い出して「あんなひどいこと言うなんて」って一人でも思い出してもネガティブな感情になる程度のものにとどめておいて欲しいと思います。
それで最初の巻き戻しは普通の外で構いませんのでむしろゆっくり
でも構いません。
この例でいうと公園を離れた所から始めますので映像としては公園を離れていくものを巻き戻すので後ろ向きで歩きながらこういう中に入っていくっていう風に見えますね。
このシーンは次に実際にはその問題になる人が離れていくシーンがありますけど、巻き戻しですので近づいてくるように見えます。
そして問題となるその自粛してもらえませんか?という発言を言われるっていうシーンが出てきます。
ここではその発言も巻もうしになりますので何言われてるかは分からない感じで構いません。
そして、問題になる経験が起こる前の子どもと遊んでいる楽しく遊んでいるシーンを見て一連の巻き戻しとして終わりになります。
2倍速→3倍速→5倍速→10倍速…スピードアップ
次に続けて2倍速→3倍速→5倍速→10倍速という感じで、次々と巻き戻し再生する映像を見ていきます。
2倍速で巻き戻すのはちょっと難しく感じられるかも知れませんので、映像がなめらかでなくても構いません。
場所をコマ送りみたいになってしまっても大丈夫です。
2倍速ができたら今度は3倍速とか4倍速で、またキュルキュルキュルと映像を巻き戻しで見ていきます。
ここまでくると結構早いので、見る映像としてはちょっと荒っぽくなってしまうかもしれませんがそれでも構いません。
次に5倍速とか7倍速とかすごいスピードで巻き戻し再生をしていきます。
ここまでくると全体の子記憶としてイメージする動画が数秒で終わってしまうかもしれません。
10倍速など、高速巻き戻し再生のイメージの仕方
そして本当に動画として見るのがですね難しくなってくるかもしれません。
その場合、例えば
- 公園を出たところ(帰宅したところまで、としてもOK)
- 問題の人が発言するシーン
- さらにその人が近づいてくるシーン
- 最初の子どもと楽しく遊んでいるシーン
の数枚〜5枚程度の画像をパパと見ていくくらいでも構いません。もちろん滑らかな映像でみられればそれでもOKです。
練習すればできるようになります。
最後はもう10倍そこでものすごい速さで1秒以内くらいでこの一連の映像を見るようにします。
だからここまでくると本当にも画像がパッと出てくるくらいになってしまうと思うんですけれどもそれで十分です。
ただこれを何度もやります。それもできれば10回とか20回とか一気にワーッと見ていきます。
この最後の、わーと高速で見るところで脳の中で、一連の記憶データからネガティブな感情を取り除かれるっていう事が起こります。
コロナで偏見・差別されたとき、その他人間関係で悩んだときにも
以上のように、このワークは、コロナで偏見・差別されたとき、その他人間関係で悩んだときにもネガティブな体験を、
イメージとして巻き戻し再生することを連続してやります。
最初は普通の速度で巻き戻してみて、
そしたらすぐに2倍速、3倍速、4倍速〜5倍速、10倍速になります。
普段あまりやらないイメージ方なのでちょっと脳がつかれるっていう感じがあるかも知れませんが、これがいいんです。
早口言葉も頑張っているときのなんかもどかしさってあると思うんですけどそれを頑張った後の、脳の疲労感ってありますよね?
それと似た感じがあります。
脳にとってものすごいストレッチになるマッサージを脳が受けているような感じです。
これをやって頂くと本当にすっきりしますので例えばぐっすり眠った翌朝のすっきり感があります。
これは脳にとって本当に学びにもなります。
ですので普段はやらないことなので、無理はしないでいただけたらなと思います。
ご自身のペースで何倍速っていうのをやってもらえたらと思います。
こうしたコーチングとかNLPのトレーニングを、例えば1泊2日で連続して2日間とか受けていると、中には熱が出てきてしまう人もいます。
大人になっても知恵熱ってあるんだなと思いました。
1日8時間とかは10時間とかまレクチャーもありますけどこういう
ワークをしますので、熱が出て寝込むっていうことではなくてもう結構疲れるって言う方多かったです。
だからぜひこれは一つの簡単なワークですけどマイペースで進めていただけたと思います。
こうしてコロナウイルスでの差別や偏見のことだけじゃなくて、
同僚とかあるいは上司とちょっと嫌なことがあったっていうときにもこれを適用できます。
僕自身も日常でちょっと嫌なことがあったらこうしたイメージワークを
サラリーマン時代はよく行っていました。
慣れてしまえば1倍速から10倍速まで繰り返しイメージを見て逆回しで見ていくっていうことも本当2分3分くらいで終わって、すっきりできてしまいます。
慣れてしまえば本当にいろんなシーンに活用できますのでぜひちょっとしたこと、ちょっと嫌な思いをしたなっていう経験から実験的に試してもらえたらと思います。
本当に医療従事者の皆さんの負担軽減に少しでもつながれば幸いです。
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その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。