僕にとって心のメンターの一人、ネヴィル・ゴダードさん。
とくに「世界はどうしたってあなたの意のまま」は、僕を独立まで導いてくれた本の一つ。
すでに恩恵を受けているものの、もっと自己適用していくために、1章ずつ、概要をまとめ、落とし込みワークを作成/シェアしていきたい。
【ネヴィル・ゴダード】世界はどうしたってあなたの意のまま第6章
第6章「創造と言葉/意識と願望を一つにする」要点
本章の要点は、「言葉(=願望)と意識とぴったりと一つにすることで、願望は実現できる」ということ。
これは、人の願望は言葉で表されることが前提になっている。
望みをノートに書く(言葉にする)人は多いし、願望は、イメージや感覚が先行することはあるけれど、それを咀嚼したり表現したり思考するときには、脳内で言葉になってくると思う。
意識することが僕たちの目前に現れるということなんだけど、これだけだと奥が深すぎて、よくわからないので、すこし掘り下げてみると…
言葉も、望んだことも、目の前には実在はしないけれど、自分が「意識する」という行為自体は、いつでもどこでもできる
ということ。たとえば、
- 健康を望む人なら、今、健康じゃなくても、すでに健康になって健康な状態を意識することはできるし、
- ラボルギーニが欲しいという人なら、ランボルギーニをすでに持っていて、乗った時の高揚感とか嬉しさを意識することはできる
その人の願望(健康やランボルギーニ)は、現状としては存在しないけど、願望(=言葉)を意識することは可能であって、それだけが「実在」だと言っている。
つまり、
健康も、ランボルギーニもなくても一向に構わない。
すでに望むものがあると意識しましょう。
そうすれば実現しますよ。
と言ってくれている。
でも…
単純に願ったからといって本当に叶うの?今まで、こういう仕事をしたいとか、こんな人と仲良くなりたいとか、何歳までに独立したいとか、実現しないことがほとんどだったよ。
と、僕なら言いたくなってしまう。
そんな僕のために、ネヴィル・ゴダードさんは、聖書の関連箇所を引用しながら、説明してくれている。いくつか紹介しながら、僕なりの解釈も書いてみよう。
なぜ意識と願望を一つにすると実現するか?
- 「モーセがなぜ次のように言ったかが理解できるでしょう。『私はある』という方が私を遣わされた」
- 「私は道であるー私の他にはいない」
意識することだけが神ように力を持っている。
そして、自分が自覚すること・意識することが真実だ。
今健康じゃないとか、今はお金がないとか、目の前の現状は関係ない。
とにかく、健康であること、お金持ちで在ることを意識しよう。
- 「どんな願い事であれ、二人が心を一つにして求めるのなら、
それは地上で叶えられる」 - 「心を一つにする」のは、二人の人間ではありません。
「一つにする」のは、意識と願望です。
「私=健康」「私=ランボルギーニを余裕で持てるくらい金持ち」というふうに、「自分イコール望むもの」という「等式」さえ成り立たせることができれば、必ず実現する。
だから、安心して、望むことと自分の自覚を一致させることに集中しなさい。
- 「この言葉は神と共にあった」
言葉は、本当に、本当に、自分のために使おう。
自分のために使う=すでに願望は叶っていると自覚するために使う、ということにトコトンこだわろう。
…この章の理論は頭ではわかるだけど…僕自身は、絶賛・実験中です。
そんな自分のために、今回は、以下のワークを実践することに。
今回のワーク:願望を一言で表して、実感できるまで意識し続けてみよう。
例えば、
- 私は健康だ
- 私は裕福だ
- 私は自由だ
- 私はパワフルだ
- 私は聡明だ
というふうに、願望を一言で表して、実感できるまで意識し続けてみる。
ここでポイントになるのが、私(自覚≒自分に対する思い込み≒セルフイメージ)が、望む状態と「完全一致」すること。それを目指す。本当の意味での「実感」すること。
そのための工夫として、以下をやってみよう。
- ステップ(1):目を閉じて、望む状態を再現する
- ステップ(2):目を開けた状態で(1)と同じように実感する
ステップ(1):目を閉じて、望む状態を再現する
まず、目を閉じて、「私を健康だ」と言った感じで望む言葉を繰り返す。
言葉を繰り返しながら、その言葉の状態をできるだけイメージしたり、感じたりする。
健康であれば、
- 健康的な体を感じる、
- 健康的な自分を見る、
- 健康的な自分がどんな独り言(最高!気持ちい!など)を言っているかを聞く。
「今、すでに健康な状態なんだ」、と心臓、お腹、手、足、という感じで全身に言い聞かせるとか、
それぞれが健康な状態を感じるといいと思う。
何かを手に入れた状態を可能な限り丁寧に見て・聞いて・感じていく。
これを目安として1分~90秒程度。リアリティを完全に高められる時間を取ろう。
ステップ(2):目を開けた状態で(1)と同じように実感する
次に目を開けて、普段の部屋の様子とか、カフェで他の人がいるとか、外界の刺激が入ってくる状態でも、「望む状態」の私だと実感できるようにする。
つまり、目を開けたままで(1)をやっていく。
これも目安として1分~90秒程度。目を開けた状態でも、リアリティを完全に高められる時間を取ろう。
今回は以上でおわり。
記事を読んだ方、ワークをやってみた感想や質問は、コメント欄にどうぞ!
続きは7章へ。
最初から読みたい人はこちらへ。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。