今日は身体の痛みとか不快感と向き合ったり・一体となったり・統合するために「こんな質問ができる」と言う話です。
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痛みを普通に痛みと思っていると眠っている
恐ろしい話なんですが、僕らが例えば痛みを普通に「痛みだ」と思っているうちは、眠っていると思います。覚醒の真逆で、人間意識にはまっている状態です。
なので、痛みという「入口」または「お誘い」をちゃんと利用して、覚醒の方向へ進んでいく意識の使い方、をしていきたいなと僕もよく思います。
例えば痛みというものが、こういう振動①だとしたら、
僕らは眠っている状態だと、ナチュラルに、「苦痛でつらすぎる」とか「なんで私が」とか過去のことを悔いたり、未来には不安とか、いろんな思考なり意味づけをしながら、②の振動を追加しながら体験します。
これを合わせると③のような状態です。
だいぶ盛られている感じがしないでしょうか?
それを質問によって、④〜⑤のように、振動を元のピュアな状態に近づけていきます。
「そんなことできるんだろうか?」と思われるかもしれませんが、確かに、⑤の状態はすぐには簡単じゃないかもしれません。思考がほぼゼロになって、「個人」を無くすくらいになりますので。
でも確実に④とか⑤に近づくことはできて、その方向に進むことは、質問することによって誰でも可能です。
本当、僕のような初心者でも、つまり人間意識をばっちり使っている状態から使える質問ですので、「私にできるかしら?」とか思われずに使ってもらえたらと思います。
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体の痛み等と向き合う・一体になる・統合するための質問
まず質問の前に状況設定からです。
(あくまで例えばなので、皆さんにとってしっくりくるように言い換えてもらってもいいです)
痛みとか、不快感とか、(あまり普段痛みとかが無い方は)空腹とか痒みがあるとして、
僕らは条件反射的に「悪いもの、感じたくないもの、消したり、癒したいものだ」と思っています。
何か痛みなり、空腹なりが起こっていると想像して…
しかも、できるかぎりのことをして、後は、今はじっとするしかないとします。
例えば、ものすごくお腹が空いているのに、何も食べられないとしたら単純に嫌ですよね。
…という状態に居ると想像します。
そこで、
何らかのトラブルで身体の感覚を長く失っていたと仮定して、それを想像しながら、
- もし私が、何年かぶりに身体の感覚が蘇って初めて、この痛み、不快感を、味わったとしたらどう感じるだろう?
- それは、どんなに素敵な体験だろう?どんなに幸せに感じるだろう?
といった質問をします。
これはあくまで例えばですが、こういった質問によって「あ、体の感覚も捉え方次第なんだな」と人間マインドが学び始めます。
③の状態ががんじがらめで、「痛みはこういう不快なものだ!」という絶対条件だったものが、緩み始めます。
本当に、何年かぶりに体の感覚がよみがえって、それが痛みとか空腹だとしても、喜びになりそうですよね?
緩んだところで、
- 痛みとか不快感とは、そもそも何だろう?
- もし何の判断も思考もくっつけないとしたら?
- 判断しているのは誰だろう?何だろう?
- 何のレッテルもない、レッテルを貼る者もいなければ、これは何だろう?
- 何が起こっているのだろう?何の現象だろう?
といった質問をしていきます。
例えばお腹の痛みと言うものは、実際にお腹で起こっているのではなくて、僕らの脳内で起こっています。
お腹で起こっている何らかの化学的、物理的な現象を電子信号によって脳内で捉えて、その信号の種類に対してこれは痛みだとか、これは空腹だと言う「意味付け」と言う1つのバイブレーションをくっつけています。
ただマインドからすれば、右のように感じたりします。
これを質問は脳内でくっつけているバイブレーションを一つ一つ緩めたり外して行ったりしています。
こういう一連の質問をした後に、痛みの強度だったり(もはや痛みと言う名前をつけることも本来はおかしなことです)、そのお腹のバイブレーションに対する意味付けが変わりますから、当然感じ方も変わります。
僕らにとって問題なのはお腹に生じているバイブレーションに対する、脳内で起こる意味付けというバイブレーションです。
最後の方の、誰もいなければこれは何だろう?とか何が起こっているんだろう?というときに、できる限り「個人」がなくなった時に、痛みとか不快感との一体感を少しでも感じられると、さらに感覚が変わってくると思います。
(ただ決して無理はしないようしたいです)
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苦痛という覚醒の入口(観察→観照へ)
しかもこうして問うことで、自分の中で起こってる思考を観察することになります。これは思考の外に出るということで、自分の意識の大きさをすこし思い出すことになります。
まずは痛みをきっかけにして、人間意識を観察する側に立って、これを高度化する先に、純粋観照意識があります。
もうすでに正反統合ワークで純粋観照者かそれに近い意識を体験されている方は、「なるべくこちら側に立ちつつ、こういった質問を使えばいいね」と思われていると思います。
でも正反統合ワークをしらない方でも大丈夫です。なるべく観察する意識で、インタビュアーのように質問されてください。
自分の中でインタビュアーが出来ていきます。
そして、質問の本質の授業2.0を受講の方は、質問が「本当には何たるか?」体感した上で質問できます。質問することそのものが重要と分かった上で、質問できると思います。
でも、答えの受け取り方のコツも熟知されていますから、インスピレーションもエネルギーも受け取りやすいですね。
そしてワンネス体感ワークを体験されている方は、痛みをジャッジする思考にワンネスに連れて行ってもらうこともできますね。
痛みもワンネスから生じていることもわかりやすいですし、そもそもの質問もワンネス側から投げかけることも出来ます。
そして、質問の本質の授業3.0を受講されている方なら、一連のワークで体験できる、あの1番大きな意識で(これは観照よりもさらに根本です)質問することができますし、この意識を深めていくことにもなります。
痛みを感じて思わず「よし!」となったり、ならくてもいいとは思うんですが、不用意な判断とかジャッジがあると、余計に体にもマインドにも悪くて、良くなるものも回復が遅れるかもしれませんし、痛みが在る間ずっと苦痛の淵にいるのも勿体無いと思います。
ずっと願い続けて、「やっと500年ぶりに地球に来れて肉体を持てたよ!これが痛みだよね!」とか、「人間以前の気持ちってどうだったけ?」て質問をして、思い出したり、想像したりするのもいいかもしれませんん。
改めて人間的に見れば
痛みとかのおかげで、政府がどうとか、家族がどうとか、外に意識を向ける余裕が強制的になくなって、自分に意識をむけるきっかけになったりします。
僕も三次元的な苦痛とか問題のおかげで、覚醒へ進んでいく意識として在ることができるなと思います。
僕も痛みとか、不快感とか来てくれたら覚醒へのパートナーとして一緒に進みたいな、つまりは自分のものとして取り戻す、本当にちゃんと統合していきたいなと思っています。
ここが変われば多くの人間意識にとっては楽になったり、安らいだりと、変化もすると思いますので、使えそうだと思われた方はこうした質問を使ってみてください。
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「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
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そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。