(本稿を音声で聞きたい方はこちら)
すべてはインナーチャイルドであり、アンカリングである。
恐れる必要ない。
嫌う必要もないし、疎むこともないし、手放す必要もない。
全て味方であり、才能であり、あなたのもの (所有物)だ。
これを、例えば、僕はカレーを作るのが好きです。ということから説明しましょう。
なぜなら、これだってインナーチャイルドそのものだからです。
アンカリングでもあります。
どういうことでしょうか。
これは僕が小学校3年生の時に遡ります。
キャンプで生まれて初めて料理らしい料理をつくりました。それがカレーだったんです。
大人のサポートもいただいていたと思いますが、基本的に子供たちがグループに分かれてそれぞれカレーをつくりました。
カレーなんてよく知っている食べ物でした。
ですが自分たちが作っていると、途中段階では、ジャガイモやニンジンや玉ねぎが煮込まれていても、全然カレーになる気配がなかったんです。
本当にカレーができるんだろうかと思いながら作っていました。
でも最後にカレールーを入れた途端に、急にカレーになって、「あ、カレーになった〜!」 感動したのを今でも覚えています。
もうお分かりだと思います。
僕が今でもカレーを作るのが好きなのは、当時の彼が、感動をリピートしたいだけの話です。
当時の子供の僕が今の自分の中でも生きていることがよくわかります。
インナーチャイルドであり、プログラムがあり、アンカリングです。
ここでアンカリングとは、条件反射、条件付けと理解してもらえれば大丈夫です。
僕たちの中でインナーチャイルドじゃないものを探してみるとどうでしょうか?
アンカリングじゃないものを探してみて、見つかるでしょうか?
ほとんど発見することはできないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
そして、インナーチャイルドも、アンカリングももちろん僕らではありません。
ここで言う僕らは、本質の僕ら、魂的な僕ら、ハイヤーセルフの僕らの事ですね。
つまり、僕たちは自分じゃないものと普段、極めて緊密に接しています。
これも審神者セカンドのようなワークをしているとよくわかりますよね。
唯一の主体らしきものは、<中心>だけです。
その周辺(思考・感情の組み合わせ、インナーチャイルド、アンカリング)を自分だと思い込んでいるのが、まだまだ世の中のスタンダードかなと思います。
感情・思考にまみれる自分は全て、自分ではありません。
これも1つの目醒めですよね。
こうした小さな目醒めを体験するには、単純に内観でも、座禅でも瞑想でもかまいません。
僕の中では以前は単に内観というと難しかったので、簡単なかつ効率的な、練習方法として、非常に基礎をなしたのが「正反統合ワーク」でした。
一番やったワークです。
そして次の段階では、「ワンネス体感ワーク」でした。
2つのワークは、少なくとも思考、感情、インナーチャイルド、アンカリングから 出していくことになります。
さらに自我から出していきます。最終的にワンネスに至るのかどうかです。
でも、すべてインナーチャイルド・プログラムはワンネスに還りたいがために存在しています。
それで感情なり、衝動なり、症状なり、あらゆることをやっているだけです。
「出てきてくれてありがとう。」です。
世の中にはいろんなツールがありますから、好みのものをとって進んでいきましょう。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。