こんにちは。Kei(@heroesjourneyi)です。
今回は、会社・職場の人間関係のストレスから脱出するために、数分でできる「イメージトレーニング法」についてです。
僕はかつて、着任直後の不慣れ状態+事件・事故案件で残業続き+上司のパワハラ、という三重苦で、うつ病→社会からのドロップアウトになってもおかしくなかった状態にいたことがあります。
当時はちょうどカウンセリングを本格に学び1年たったころで、今回のような手法(実際はもう少し複雑)で、その三重苦から脱したという経験があります。
この手法・経験はこちらで紹介しています。
会社の人間関係・パワハラのストレスを軽くするイメトレ【人生をRPGゲーム化する】
結論からいうと、このイメトレは、人間関係の問題・パワハラを俯瞰(ふかん)する「観察者視点を構築(強化)する方法」です。
たとえると、
人生という名のRPGゲームをプレイするプレーヤーのような視点を作ります。
RPGの主人公を操作するプレーヤーは、主人公が敵から大ダメージを受けたら嬉しくはないけれど、死ぬような辛さはないですよね?
この原理を、人生に持ち込みます。すると、僕のように残業続き・パワハラでも、鬱症状に陥らずに済んだりします。
俯瞰したり観察者になると、なぜ人間関係・パワハラが楽になる?
とはいえ、パワハラも悩みも現にあるし、人生はゲームじゃない。RPGみたいにプレーヤーの視点なんて、本当にできるのか?と疑問に思う人も多いと思います。
次のように考えるといいかなと思います。
(スピリチュアル系なアイディアなんですが、現実として、人生を生きる上で結構合理的なので、アリな考え方じゃないかなと思っています。)
- 死後の世界があると仮定して、魂の自分として人生を振り返る
- 人間関係・パワハラなどを俯瞰する「観察者の視点」
- 観察者視点だと冷静になれるから、パワハラのダメージも軽減できる
死後の世界があると仮定して、魂の自分として人生を振り返る
人生は、いつか終わりますよね。これは間違いありません。
ただその後、魂になって、また生まれ変わりもある…これは「ある」と仮定しての話をしたいと思います。
こういう話でよく付随するのが、
「人(魂)はみんな、人間として「苦しいこと」と「楽しいこと」を両方味わうことを決めて、今世に生まれている。」
という考え方です。「まるでゲームに参加するように、ゲームを楽しむかのようにこの世に生まれる」というわけです。
だとすると、将来、今の人生を終えて、魂の状態になって人間関係とかパワハラに悩んでいたこと思い出すと想像すると…
「あ〜あ、あの上司のパワハラって、ドラクエだとせいぜい中ボスなのに、余裕なかったなぁ俺。ブチ切れるとか、会社辞めるとかしたら楽しかったろうにな。一生社畜だったよ(ToT)
そういえば家族で◯◯旅行とかするつもりだったのに、余裕なくて行けなかったなぁ。゚゚(´□`。)°゚。
あ〜あ、もっと楽しめばよかった。次の人生まだかなぁ。次は、もっと味わわないと!」
と後悔するかも(笑)(そして、次の人生が始まった頃には、こういう後悔を忘れてしまうんですよね)
魂というプレーヤーからすると、「今世」は楽しい「RPG」みたいなんですよね。
ただ実際問題、魂って本当にあるかどうかわからないし、魂の視点って、普段の人間関係には持ち込みにくいと思います。
そこで、現世的に使いやすいのが、今回紹介する人間関係やパワハラといった現象を俯瞰する「観察者の視点」です。
ちなみに、人生に、常時「魂の視点」を持ち込めるとしたら、それはもう人生というRPGの完全攻略=なんの悩みもない状態。超人、悟りのマスターという感じ。各業界でも大成功しているひとが、そんな視点を確立していたりします。
人間関係・パワハラなどを俯瞰する「観察者の視点」
観察者の視点では、目の前の現象を意図的にありのままにしっかり見る(観察する)、ということをやります。
人間関係やパワハラでいうと、
- 対象となる上司や同僚をありのままに意図的に観察することと、
- その時の自分の心情・考え方も意図的に観察する(感じる・捉える)
ということになります。これは、「単に見る」とか「単にその場にいる」とは、大きく違うことがわかると思います。「意図的に」がポイントです。
人間関係の問題・パワハラを目の前にしても、この観察者としての視点にしっかり立てると、生身の状態で立ち向かうよりもずっと楽になれます。
観察者視点だと冷静になれるから、人間関係・パワハラのダメージを軽減できる
この状態だと人間関係の問題・悩みも客観的に認知できてすごく楽になります。
現象は変わらないけれど、視点が変われば感じ方も変わることがわかります。
人間の脳は、近いものほど影響を大きく受け、離れているほど受ける影響が小さくなる、という性質があるからです。
対岸の火事、他人の問題には、同情したり共感しても、自分に直接のダメージがあるわけじゃないですよね。
そうはいっても、目の前に人間関係の問題があったり、パワハラされているのに、観察者の視点にしっかり立つのは、簡単でもないと思います。
そこで、今回のイメージトレーニングになります。
人間関係・パワハラのストレスを軽くするイメトレ具体的な方法
超簡単なイメージトレーニングなので、とにもかくのも体験してみてください。
通勤途中の電車でも可能です。
- 手順(1):目を閉じて、深い呼吸をしながら、体の内側に意識を向ける。
深い呼吸を続けながら、胸やお腹のふくらんだり、しぼんだりを感じる。
空気が喉を通り、肺に入って、また出て行くのも感じてみる。
意図的に感じて行く。2〜3分したら、ゆっくり目を開ける。 - 手順(2):目を開けたら、次は、目の前にある物体をしっかり見つめる(凝視する・力強く見る感じで)。
ペンとか時計とか、電車内で居眠りしている人でも良い。1分ほど意図的に観察する。思考せずに、ただ観る。 - 手順(3):次に、会社の人間関係のこと、不安に思うこと、悩んでいること、課題・問題を思い出し、意識を向けてみる。
最後に、(1)(2)(3)の、意識、感覚の違いを振り返る。
実際にやってみて、どうでしょうか?(先を読み進める前に、ぜひやってみてください。)
手順(1)で肉体に向いていた意識(肉体にあった意識)が、(2)になると対象物に意識が流れ込んでいくの感じられたのではないしょうか。胸やお腹の膨らむ・しぼむ、細胞、血液の流れ、呼吸、鼓動を感じていたのが、目の前の物体に意識が流れ込む感じですね。
どちらにしても、意図的に観察する感じ(観察者の視点)で居られたと思います。ただ、内部を観察したり(見ている、聞いている、感じる)、時計などの物体を見たり。
(1)(2)までは、人生ゲームのプレーヤー的視点(魂的視点・観察者の視点)な感じがあります。
ところが、(3)のように、人間関係で失敗したこと、悔やんでいること、これから起こりそうな問題・悩みそうなことに意識を向けると、急に観察者でいられなくなります。「あれはしっぱいだった」「なんであんな上司に」という感じで、人生というRPGにどっぷりはまってしまうわけですね。
人生ゲームのプレーヤー的視点(魂的視点)な感じは、カケラもなくなります。人間関係の問題・悩みに、とらわれてしまうと思います。しかし、これが多くの人にとって普通の状態です。
かくいう僕も実は同じです^^;
24時間のうち、観察者の時間を増やそうと努力しているところです。
そこで、こんな意識の持ち方・工夫をすると良いと思います。
人間関係・パワハラのストレスを軽くするイメトレを落とし込む意識・工夫
ポイントは2つあります。
- (1):仕事や日常に戻るとすぐに観察者視点からずれるものと知っておく
- (2):繰り返し練習し、「観察者視点」を仕事・人間関係・日常に持ち込む
(1)仕事や日常に戻るとすぐに観察者視点からずれるものと知っておく
観察するといいとわかっていても、すぐに観察者視点からずれるのが人間です。(人間ゲームはここかスタートすることになってるようですね)
イメトレではうまくできても、現実というゲームを始めると、観察者の視点を一気に忘れてしまう。
感情に飲み込まれる
現実に飲み込まれる
それは、自分にとって、本当は真実じゃないことも。
今に現にある、誰かからの批判
あの人に批判されるかもという恐れ
お前は出来損ないだとか、無能だ、どうせできないんだ、うまくいかないんだという、エゴのおしゃべり、自己否定が始まったり、無価値観がでてきたり。
(=過去の失敗経験・誰かの批判から来ている)
あれやらなきゃ
これやらなきゃ
あの人に連絡しなきゃ
あの人は大丈夫かしら
彼から連絡がないのはどうして
マインドが勝手にしゃべりだす…
人間関係の悩みに意識を向け、感情的になるほど、マインドはもっともっと勝手にしゃべります。
人間関係の失敗や、すでに起こっている問題、これから人間関係の悩みが悪化するとか、
つまり、過去または未来に意識を向けると、観察者の視点からずれやすいわけです。(現在おこっている問題・悩みも、今この瞬間から比べると過去になる)
一方で、今に意識を向ける練習から始めるとやりやすい。このイメトレは、そのためのワークにもなっています。
肉体にしても、外部の物体にしても意識を意図的に向けていると観察者視点になれますからね。
よほど気をつけておく必要がある、ということを確認しておきましょう。
(2)繰り返し練習し、「観察者視点」を仕事・人間関係・日常に持ち込む
ですので、一日中、なるべく何度も、なるべく長い時間、この視点を保てるように練習しましょう。
とにかく初めはすぐにずれるかもと思います。それは仕方のないことです。この記事を読んで、読んだ内容を二度と思い出さない人もいるかもしれません。
初めは、思い出せるのは1日1回だけ、数秒だけかもしれないですし、
それでも、1回を2回にして、数秒を数十秒と、増やしていくわけです。
そして初めは、一人でいるときはできても、誰かに話しかけられたら一瞬で、目の前の現象にどっぷりハマって観察者の視点を忘れるかもしれないです。」
それでも、誰かと話していても、観察者の視点を思い出す回数を増やしていく。初めは数秒だけでもいいんです。
魂レベルまで視点を引き上げられたら、超俯瞰的・超観察者になれる
今世だけの視点で考えると悩むことも、魂レベルの視点から観ると、小さなことと思えたりするものです。俯瞰、次元が上がる感じですね。
(次元を上げるほど、人間関係の悩みが楽なる話はこちら)
人間関係の悩みにどっぷりハマって居る状態よりは、楽にとらえられるようになります。
やせ我慢では?と言われればそうともいえるかもしれません。
ある種ドМかも、ですね(笑)
ただ、人間関係の悩みから逃れようとして、安直に異動希望や転職しても、また別の上司や同僚との間に同じような悩みを抱えてしまう、ということもあるあるです。
けっして無理する必要はないのですが、今置かれた環境で、ちょっとがんばってみることを迫られる…
人生というRPGゲームには、そんな苦難がデフォルトとして用意されているようです。
7つの習慣などビジネス書には、「人生の終わりをイメージすると、今をよりよく生きられる」とかよく言われますが、これも同じ理屈だと思います。
そんな観察者の視点を強化するのが今回のイメトレです。
観察者=今世限りの人間という枠から出る練習、です。僕も練習を楽しみたいと思います。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。