本稿では
狭義のマトリックスを抜けて、広義のマトリックスを自由に泳ぐことさらにワンネスへ抜けていくことと、正反統合理論についてシェアします。
要は願望実現、自己実現とか、ともすれば覚醒していくことも、これを抜きにしては、ごく普通の意識では、しないほうがいいだろう、と言う話です。
参考:光も闇も超えた純粋意識/純粋観照者を体感する-正反統合ワークオンライン講座-
つまり、
その自己実現、覚醒は、この狭義のマトリックスの中で終わってしまっていないだろうか?と
僕なら考えたいです。
(動画でも図説しています)
狭義のマトリックス・は支配の仮想現実・シュミレーション
「この眠らせる仕組みの中で何か実現しても覚醒しても、支配・眠りの中だった」
というコントみたいなことしてきた、という学びがあります。
なので今月の正反統合ワークシェア会では、マトリックスを抜けていくためのダイレクトな手段の1つとしてお話して
皆さんからのご質問にお答えさせていただいたり、皆さんのご感想伺ったりワークをしたり、有益な時間にできればと思っています。
狭義のマトリックスから広義のマトリックスへ
改めて正反統合ワークは
まずは第一義的には狭義のマトリックスから抜けること、
そして最終的には広義の広いマトリックス抜けていくための一助になります。
下図のイメージです。
僕たちはそもそも根源から生み出されて分離して、「見かけの個」を体験している存在です。
さらに広義から狭義へ制限して、コントのようにしてきて、長くボケてきましたから、そろそろ、皆さんマイペースで目醒めてきましたよね。
今、どのくらいの段階を楽しんでいますか?
基本的には、この狭義の、窮屈な・眠り・支配のマトリックスから抜ければ、
後はこの広い方で楽に、軽やかに、リラックスして楽しんでいけばいいです。
ときにはエキサイティングということもあるかもしれませんね。
(エキサイティング・ワクワクなど、エンドルフィン(脳内ホルモン)的な感情はやや注意してもいいかもですね。楽しい、快感ではあるんですが)
狭義から目覚めた意識として生きていかれる方が、基本的にはほぼ大半であろうと思います。
広義のマトリックスからさらに抜け切ってしまうと根源に帰ってしまいまう。それっきり個として戻ってこないには、まだそれは早いと思います。
でも、一度はワンネスを体感する・思い出すのも僕としてはおすすめできる体験だと思っています。
そうすればいつでも思い出せます。
だから、
- 従来通り狭い眠りマトリックスの中、支配の仮想現実の中で眠って非常に制限された窮屈な感じを続けるのか、
- 広いマトリックス(本質・高次の自己)で楽に生きるか?
どちらかだろうと思います。
広義のマトリックスへ抜けた人が、3次元で表すあり方ということで言えば、
- 本当の本当の自分軸で周りとも調和がとれた形でいる
- 天命を生きる、魂の仕事、本来の生き方を表す
- 全体としてしかも個として両輪で生きていく
- 周りもそんな仲間たちに囲まれていきていく
(自分のバージョンの天国と言ってもいいかもしれませんね)
まさにそんな生き方を体現していく。
この狭義のマトリックスの中では、本当に巧妙すぎるほど支配・洗脳というものが入り混んでいて、それ以外のものを探すことが極めて難しいくらいですよね。
- 小さい頃から誰々君と比べて自分はどうだとか
- 外見的にこうありたい、勉強とか能力の面でこうありたい
- 社会に出たらこのくらいお金を得て結婚してこういう生活をする
とか自然に思うんです。
けれど、もちろんせっかくこの狭義のマトリックスにいるんですし、いろんな思い・願望・理想を持つのも全然良くて、持つのが自然です。
ただ、それがために常に常に不足感を生むようになってしまっています。
現状を「反」として、それに対して何らかの理想・希望(=「正」)をもつように気づかないうちにコントロールされているところが多分にあります。
人参をぶら下げた馬がどれだけ走っても人参を食べられないような。
ハムスターがゲージの中でずっと滑車を回しているような。感じです。
すごく巧妙で、本当にナチュラルですからなかなか気付けないんですよね。
だから「その「正」って本当に私の理想なのだろうか?」という質問はもっておいてもいいかもしれません。
前述しましたが、せっかくマトリックスにいますから別に楽しんでいいと思うんです。
ただ、現状を常に「反」としてしまって、
理想の自分になりたいとか理想の状態=「正」になりたいと思わせる仕組みに
僕はうまくはまってきたなと思います。
例えば旅行に行きたいというのも言うそうです。
健康になりたいとかもそうで、そういう理想をここでは「正」といいます。
「正」になる、実現するのは、いろいろな程度があるとは思いますが、自分には難しいものと思えたり、すごく遠いもの、大きなものと思えたりします。
この狭義のマトリックスの中で育まれてしまった制限された自我がそう思って、現状「反」から「正」へ移行しようと行動しますから、すごく苦労したり消耗したりするんですよね。
それをあえて「このマトリックスにやりにきている」「苦労しにきているだ」という意味では、それもまた良いんでしょう。
支配する側のことも、「される側」としては、憎んだりするかもしれません。
が、支配する側も、される側も、根源から生み出されていることにおいてなんのちがいもありません(上図)。
だからもし支配される側から見て、支配する側を嫌っているとしたら、それはまだ眠っている、真実を見透かせていない、まだ伸び代が残っていることは明らかでしょう。
そしてどうせマトリックスで楽しむのでれば、この狭義のマトリックスから抜けた、「正」も「反」も超えた、より大きな意識として、内側の小さな「反」の自分が、「正」へ向かっていけるようにしてあげれば楽だし楽しいと思います。
改めてですが、
- その小さな「反」の自分が望んだ理想・「正」ですから、本来的な理想・「正」なのだろうか?
- 別の言い方をすると、エゴが望む理想・「正」って本物の「正」なのだろうか?
マトリックスの中の制限された自分が描いたものですから、こうした質問はしておきたいところです。
本当に僕らのもの、なのでしょうか?エゴくんが望むように仕向けられていることも、この大きな自分から見れば明らかになるのではないでしょうか?
マトリックスの中でコントロールされた「正」であり、理想です。
だから、本当の大きな自分として、この小さな「反」の自分に教えてあげることがほとんど欠かせないことじゃないかなと思います。
何かの思いを持ったら、基本エゴの声が多いですから、だからこそ、その場で・その場で気づくようにしたいなと僕も思っています。
(エゴの気持ちもわかるし、最大限叶えてあげたいと思いますよね)
そんな大きな意識に着実に広がっていくのが、まさに正反統合ワークで、僕がお伝えするワークの中では1番シンプルでやりやすいものになっています。
参考:光も闇も超えた純粋意識/純粋観照者を体感する-正反統合ワークオンライン講座-
本当、講座の皆さんにはこのことを実感してもらって講座を作ってきて良かったなと思わせていただいています。
個人セッションと違って、オンライン講座では動画でコンパクトに詳しくまとめたものとして、この辺の話もできているので、そうしたご感想いただける事はほんとに嬉しいなと思います。皆さんのおかげです。
正反統合ワークもともとはマトリックスの中にいても、この「反」から「正」への移行をスムーズにするためのワークです。
しかも、本来的な「正」に修正しながら、ですね。
普通に「正」を望むと修正が起こらないし、単に「反」から「正」へ移行しようとすると、自然に抵抗が生まれます。
抵抗波動、抵抗感情・抵抗思考でもあります。
偽の「正」すら行けず消耗したりするのが、僕の経験だし、わりと皆さんも体験しやすいと思います。
ですから正反統合ワークは、抵抗が生まれないように、中和しながら進む、つまり中庸の超えた自分として進めるような、仕組みになったワークになっています。
「今、思いを持ちながらも、中庸の自分としてこの場に存在するために、また、その超えた自分として行動していく結果、何かを実現したり、変容していくことが、やりやすくなりますよね」
と言うツールになっています。
だから、一義的には何かを得ていく自分を変えていくためのワークとして使うことができます
と同時に、この狭いマトリックスの中で生まれた僕らの小さな自我・エゴを着実に超えていくことになります。
目覚めと問題解決とかクリエーションを同時に進めることができます。
ですから、おのずと狭い・制限・支配のマトリックス・仮想現実からも抜けていくことになります。
今まではマトリックスによって支配された自分しか見てこなかった。そんな自分の思考しか聞いてこなかった、そんな自分の感情しか感じることができていなかった。
支配のマトリックス・仮想現実の仕組みは、内面にも入り込む
外側もそうですが、僕たちの内面もマトリックスです。
でも同時に当然ですが、僕たちの本質の部分も存在しています。
映画で言うところの上映されているスクリーン、映画館全体です。
映画に没頭していると、そのスクリーン、映画館に気づかなくなったりします。
もちろん没頭したくて映画を見てるのでそれでいいんですね。
でも常にスクリーンは真っ白ですし、どんな映像が流れても変わりませんし、映画館も確固として存在しています。
僕たちは、マトリックスの中で制限されて生きてきて、映画館と言う本質からすれば映像は、その楽しめるものではあるけれども、ほんの一部分でしかないことをすっかり忘れてしまっています。
自我である映像が、自分そのものそれでしかないと思ってしまっています。
それは、あまりに長く、しかも親しみ深く体験してきたので、つまり顕在意識の思考とかエゴの声しかないように、内観していても、僕たちと言うものを体験してしまっています。
でも、本来はもっともっと大きな広大な意識なんです。
その意識の性質としてももっと細やかです。静かで、でもわかってしまえば確かなものです。
もちろん賑やかな通常の五感の世界(だからこそ楽しめるんですが)に、いつもいつも意識を向けていると、本当はあるのに気づかなかったりします。
これも自分を振り返って仕方のなかったことだなと思います。
性質があまりにも違うので、気づけなくでも、ごく普通です。
でも、今は皆さんの意識が波動が軽くなってきていて細やかになってきています。
これに気づく人がどんどん増えてきていて、そんな皆さんが模範となって、本質に目覚める、気づく人が増えてきています。
それは実際、僕の周りで見させていただいています。
本来は内観だけで足りる。けれど…
そのために、単純には内観するだけでこと、本来は足りるものではあります。
今となっては、僕もそれがわかります。
なのですが…内観というものが僕たちにとってあまりに抽象的すぎます。
実際どう内観すればいいのか、僕らの自由裁量に任されてすぎていて、少なくとも僕は難しかったです。
わかってしまえば、後は自分でできるんですが…
内観だけで開ける人も少ないかもしれませんがいらっしゃるでしょうし、なかなか難しいなと感じるケースも、当然、そういうコントラストは宇宙は描きますよね。
そこで、最大公約数的に、僕の講座中では正反統合ワーク、ワンネス体感ワーク、僕が実践してきた中では、1番セットすることをお勧めだと僕自身が体感しています。
実際共有させていただいてきて、今でも良かったなと思ってます。
参考:光も闇も超えた純粋意識/純粋観照者を体感する-正反統合ワークオンライン講座-
参考:全ては一つであることを思い出すーワンネス体感ワークオンライン講座
一番欠かせない理論であり、意識の操作方法であり、マトリックスを抜けていくベースを作りますし、そのものでもあるという欠かせないツールだと思っています。
僕自身も、僕の周りの方々も、そして世界のいろいろな分野の先生たちが伝えてくださっていることを、その弟子の方々の体験談も、全体的に僕なりに観測していても、正反統合ワーク、ワンネス体感ワークは非常に理にかなっているように思います。
この2つのワークを実践して、腑に落として行く前段階として、僕の場合は心理学に親しむ期間が結構長くありました。
要は、自分を観察する、自分の内面を向き合う、と言う作業でした。
自分の感情が何を伝えようとしているのか?
インナーチャイルドとどう向き合ったりコミニケーションしたらいいのか、身体症状も全く同じです。
支配のマトリックス・仮想現実では「ストレス解消」産業が、眠りを維持する
その過程で、例えば、ストレスと言うものも、エネルギーであり、シグナルであり、当然ながら生かすべきものだと気づきました。
世間一般には、ストレス解消という言葉が、あまりに当たり前に使われて、それが1つのビジネスになっていたりしますが、ストレスをただ単に解消するよりは、読み解いて自分の味方にする方がお得なんじゃないかなと思います。
ストレス解消のさまざま産業がマトリックス内に用意され、結果的に眠りに繋がっている・眠りを維持させていると、僕には視えます。
だって本来味方ですから。
それが自分の世界に敵は無い。ネガティブはないと気づく第一歩、今思えば覚醒を進めていく、つまりほんとに受け入れること、本当に統合していくことのベースになってきたと思います。
あるいは過去の自分を修正する、信念を書き換える、実際その場でのあり方が変わっていく事は、心理学のテクニックでいくらかコツを掴む必要あるかもしれませんが、誰でも可能なことです。
世界中で普通にやられていることです。
こういうことが、実は少なくとも潜在的には、質問によって起こされていると気づく段階が僕に行きました。
正反統合ワーク、ワンネス体感ワークは、明確に特に意識にこういう操作を加えると言うやり方があります。極めて理論的です。
そういうことも根底では、質問によって起こっているのが僕のやはり気づきです。特にワンネス体感ワークは質問が根幹ですから、まさに質問よってワークを進めていきます。
ですので、質問、最小の心理学であり、マトリックスを抜けていく、覚醒を進めていくための着実なツールでもあるんですね。
それは頂上へ進むための一歩一歩の着実な歩みであり、
あるいは正反統合ワーク・ワンネス体感ワークのような大きく歩みを進めるものものだったりします。
どちらも楽しい体験です。
ですから、先生によっては自分に問うこと・一定の質問をする事だけやりなさいと教える先生もいます。
それも質問が本当に何のか?、つまり自分に本当に力がある・答えがあると言う事をほんとにわかってるかどうか、もしくはその先生が言うこと自体を信じられるかどうかがカギかもしれません。
質問の本質の授業オンライン講座では質問の具体的なやり方もお伝えをしてはいますが、それよりむしろ質問する自体の偉大さ、つまり、僕ら自身の本当の力を体感していただきたいというのが1番です。
それがための十数時間に及ぶ動画と、各種のワークと言う構成になっています。それを通してほんとに自分に力があると言うことを思い出していただければと切に思っています。
正反統合ワークのシェア会を前に、マトリックス抜けることと、このワークの関係性についてだけお伝えしようと思い、このような全体的な根幹的な話になりました。
今月の正反統合ワークオンライン講座シェア会は募集を締め切りましたが、来月以降参加されたい方がおられましたら正反統合ワークオンライン講座にご参加ください。
ここまでご覧いただいてありがとうございました。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。