僕にとって心のメンターの一人、ネヴィル・ゴダードさん。
とくに「世界はどうしたってあなたの意のまま」は、僕を独立まで導いてくれた本の一つ。
すでに恩恵を受けているものの、もっと自己適用していくために、1章ずつ、概要をまとめ、落とし込みワークを作成&実践することにしてます。
【ネヴィル・ゴダード】世界はどうしたってあなたの意のまま第5章
第5章 願望実現のために守るべき二つのこと結論
この章は特にシンプル。結論は2つ。
- 理想や願望を人に話してはいけない
- 「自分は、どんな理想・願望でも実現させる」
セフルイメージを無制限に高める
(1)理想や願望を人に話してはいけない
この章の冒頭は、
子(=願望)を授かったマリア(=あなた)への最初の指示は、
「行きなさない。誰にも話はいけない。」
と始まる。
つまり、
聖母マリアを「読者自身」にたとえ、
授かった子を「読者の願望」にたとえる。
そして、
あなたは願望を抱いたことを、誰にも話してはいけない、
と言う。
これは、「願望を誰かに話したところで、その人は、あなたが抱える不安をそのまま口するだけ」だから。
「無理でしょ」「できるの?」とか言われるだけ…それはあなたの不安が、相手を鏡のようにして、反射されるということ。
もちろん、他人から何を言われても、行動すればいいだけの話だけれど、
- 他人からの「やめとけ」という負のエネルギーを受けることになるし、
- それを打ち消すのにも、少しずつでも精神エネルギーをそがれる
ことにもなる。
だから、理想や願望を人に話してはいけない。
ましてや、相手が近しい人(家族・婚約者)だと、たびたびその話になって、時間もロスするとか、ありがちだ…。
願望実現に不安はつきもの
じゃあ、自分が不安を感じないくらい気持ちを強く持てばいい、とか思うところだけれど、
残念ながら、「願望や理想を実現させたい」という気持ちの裏には、「叶わうかな…」という不安がつきものだ。
不安を「感じない」ときには、
「~したい」という願望じゃなくて、
「~する」という予定みたいな認識になっている
ときだろう。
そんな状態(本当に実現する確固たる自信があるくらい)になると、
周りの人も、「君ならできるよね。」と認めるようになるはず。
他人に話すとしたら、そんなタイミングがベスト。
基本、「願望」は誰にも話さない。
どうしても話したいときは、「願望」が「予定」になったら他人に話してOK
僕の場合でいうと、独立を志してから、実際に退職するまでトライアンドエラーしまくりで、10年以上かかった…。
でも、ずっと周りには知られないようにしてて。
当初から言っていたら周りの引き止めとか、「無理」「やめとけ」という声に、精神エネルギーを削がれるだけだったろう。
いざ「独立する」とカミングアウトしたときには、家族にも、仲の良い同僚や先輩たちにも驚愕されて…正直、ちょっと爽快だったw
今、言いたくてしょうがない人は、下記のように、相手を選ぶほうが良いと思います。
夢を話すことで、人から応援されるのでは?
たとえば、ベストセラー作家の本田健さんのコミュニティでは、「願望は、人にどんどん話そう。人脈もどんどん広げよう」と言う感じ。
実際、応援されることで次元上昇(人生の大きなステージアップ)を経験する人がいる。
それに、本田健さん自身が人から応援されることで
ベストセラー作家になっていって、夢だった世界進出、英語での出版も実現させている(すごい)。
僕自身も、カウセリングスクールの同期とか、本田健さんのライフワークとかメンタプログラムのメンバーさんには、どんどん夢を語ってきた。みなさん、気持ちよく応援してくれるから、安心して話せる。
多くの普通の人は、そんな世界を生きたことがないし、あなたが違う世界に行ってしまうことを引き留めたくなる。だから「無理でしょ」となるから、やっぱ話なせない。
願望を話すなら、確実に応援してくれる人、あなたと同じようなことをすでに成し遂げている人にしよう。
僕の場合、公務員を辞める時には、
「公務員の待遇を捨てるなんて」
「公務員がどれだけ恵まれてるか、わかってるのか?」
「心理学?カウンセリング?そんなので独立なんて、聞いたことがない」
とか、随分言われたものだった(今でも若干トラウマ…)。
僕が属してた組織にとって、職員が辞めるのは重いことだったようで、直属の上司は、彼の上司たち(幹部たち)にも随分相談したらしい。
僕の上司は、幹部に「辞めるなんて信じられない。」と言われたと、あの手この手で、退職を思いとどまらせようとした。
詳しく書けないけど、おだてたり、心配したり、同情を買おうとしたり、「裏切り者だ」と脅してきたりと、上司たちの態度は日によって変わった。
公務員だから事前の副業とかできず、確かに彼らに実績などは示せなかったけれど、もう10年以上準備してきて最終段階だったし、絶対独立するっていう気持ちだった。
そんな僕でも、安定を捨て独立する怖さは決してゼロじゃなかったし、彼らの陽動作戦には結構ダメージを受けてた。本章の内容はもちろん頭に入っていなかったら、彼らに説得されてたろうな…と。
(2)「自分は、どんな理想・願望でも実現させる」
セフルイメージを無制限に高める
本章の2つ目は、
主をあがめる。つまり、自分に対する考え方を見直して、高める。
そして、それが自然だと思えるようにならなければならない。
自分をあがめ、高め、その高めた感覚が自然だと思えるようになったとき、意識の中で自分と願望が一つになり、願望はこの世に生まれる。
と、始まる。
これは、
- セルフイメージを制限なく、極限まで高めること。それが自然にならないと、願望は実現しない。
- 神さまのように何でもできる自分だと信じるし、そんな自分として、自分を丁寧に扱う。
と、理解しているのだけれど、これが、今の僕にはまだ難しい。
なんというか、体育会系で育ってきたし、日本の謙遜文化がしっかり染みついてるし…(←言い訳)
でも、ホント大事なことだとわかる。
自分をなんでもできる神として、この世を作る創造者と認識する…努力をしよう。
このことは、本田健さんに聞いてみたことがある。
健さんが教えてくれた主旨としては
「世界は自分(の制限的観念)が作っているということを、普段からよく考えてみて。
これは、だんだん気づいていくというよりも、ある日突然、腑に落ちるものだよ。」
ということだった。
健さんの教えを生かすためには、一言でいうと「覚めた意識でいること」だと思う。
もう少しで腑に落ちそうなんだけど…。
そんな自分のために、今回は、以下の2つのワークを実践することに。
今回のワーク
ワーク(1)自分の制限的観念(制限的な思い込み・信念)に気づいてみよう。
目を閉じて、理想や願望について考えてみよう。
心に浮かぶ思考に気づく。どんな(制限的)観念があるだろうか?
- …するには、少なくとも…ヶ月はかかる
- …は、…円くらいお金がかかるから、…なのかな。
たとえば、そんな自分の思考を観察する。
思っていることを、紙に書き出すのも有効だ。
- やろうと思っていること、
- なぜそれを実現させたいのか、
- どういうプロセスで進めようと思っているか?
- それがどのくらい可能だと思っているか?
書き出したら、文章を読んでみよう。
(しばらく時間をおいてから、見直しても良い)
- そこに自分の制限的観念が表れているとしたら、どんなことだろうか?
- もしその観念を取り払ったら、あなたの意識はどう変わるだろう?
気づいたことを、紙の端にでも書き出してみよう。
この制限的観念をコーチングやセラピー手法で扱うこともできるけれど、今回は、「ナチュラルに生きていると、制限的観念にハマってしまうものだな。意識を切り替えないと!」と、気づけたらまずOK。
そして、次の「自分を高めるワーク」をやってみると良いと思う。
制限的観念は、病的なケースを除けば、単純に「思考の癖」「習慣」なことがほとんど。また次のワーク2のようなことを意識していけば、少しずつ制限的観念は小さくなるはず。
僕も独立という願望を実現できたわけだし。
ワーク(2)自分に対するイメージを無限に高めて、何でもできると思い定めてみよう。
この章でも「本来の自分」=神であり、自分を(神のように)あがめるように、と書かれている。
なので、自分に対するイメージを無限に高めて、何でもできると思い定めてみよう。
そうはいっても、すぐにできる物でもないと思うので、「小さなこと」から「できる」と思い定める練習から始めよう。
最初から頑張って「何でもできる」と思っても、「やっぱ無理…」という抵抗感が出てしまう。これではアクセルを踏みつつブレーキを踏む状態。だから抵抗感出てこない「小さなこと」から始めよう。
また、そう思えるように、自分が出てきていることにも、積極的に意識を向けてみよう。
仮定でいいので、「なんでもできる自分なら…」とも考えてみよう。
例えば、
- (これまでの自分ならこの報告書はおっくうで嫌々やってきたけど)今日はさくっと仕上げる!そんな自分だ!と宣言する。
- (月末までに…を達成するのは、とてもじゃないけど難しいと思っている自分がいるな…。)あえて、楽々と達成する自分だと思ってみよう!日々、そう思いながら行動してみよう!
- …の分野で思うように結果は出ていないけれど、…という時間をかけて、…ということはやってきた。これって考えてみると評価していいことだ。
なんでもできる自分なんだから、次はもっと…する意識で行動してみよう。そして、今年の…までに…を…しよう!
「自分の小ささ」を手放して、制限のない自分になっていく、と言ってもいいと思う。
繰り返していると、「あ…、やっぱり目の前の現実は、自分が作ってるんだ…」と気付けるかもしれない。
(僕も、あ…やっぱそうかも、と気づいたりしています。)
今回は以上でおわり。
記事を読んだ方、ワークをやってみた感想や質問は、コメント欄にどうぞ!
最初から読みたい人はこちらへ。
心理学・物理学・スピリチュアルを統合した3講座を運営しています。
(1)まずは自分軸を取り戻す(眠りを卒業する)
★「質問の本質の授業」オンライン講座
本質・ワンネスを思い出すベースとなる講座です。
5次元意識・時間の使い方、現実創造もカバーしています。
質問を通じて多次元意識も思い出します。
まずはここから。眠りを抜けないと始まりませんよね。
(2)ポジティブ・ネガティブ、光・闇…二元性を超えた「純粋観照者」を体験する
★正反統合ワークオンライン講座
ワンネスに還る前に通常通るのが「純粋観照者」です。
人間意識とはまったく違うクリアな意識を思い出します。
「これまで自分がいかに小さかったか!」ワーク後に驚かれるでしょう。
(3)そしてワンネスを思い出す、ワンネスへ浸る
★ワンネス体感ワークオンライン講座
そしてついにワンネスへ…「純粋観照者」さえも包含する根源の意識を体感します。
一度味わったスウィーツの味は、肉体次元でもいつでも味わえるようになります。
「ワンネスに還ったらワンネスそのものじゃないですか?」
その通りです。ただ、ワンネスに浸ったままだと歩くことすら危なくて
人間の肉体体験に戻るには、人間意識とワンネスをブレンドするくらいがちょうどいいんです。
しかし現象界の全てが変わることになります。